駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

長音の所在

2019年10月31日 | 小考

         

 

 昨日の昼に中華を食べた。専門店で陳健一の系統ではなかったが,麻婆豆腐を頼んだ。麻婆豆腐はマーボードウフと思っていたが、運んできたボーイはマボウドウフですと発音したので、一瞬あれ間違って注文したのかと思ったが、食べてみたら間違いなく麻婆豆腐だった。最初にアクセントがあるマーボードウフが正しいと思うが、ボーイにちゃんと料理名の発音までは指導していないのか。中華料理なので正式の発音を知らないが、陳健一もマーボードウフと発音していたと思う。

 なんだ料理の名前くらい通ずれば十分と言う人も居られるだろうが、運ばれてきて妙な発音で供されると違う料理かと思ってしまう。まあ、外国語の長音の扱いには微妙なところがあり、ゲーテかギョエテほどではないがピーターかピータなど難しい。確か延原健はピータと訳していた。日本人の名前は当然ながら欧米人には発音しにくく、私など臭うような発音をされて憮然としたこともあるが、イエスと返事をしていたことだ。

 麻婆さんのマは正確には何と発音するのだろう、四音があると聞くが日本人の耳にはなんと聞こえるだろう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラブリーウエンズデイ

2019年10月30日 | 映画

             ウェンズデー アダムスファミリー に対する画像結果

 

 先日アダムスファミリーという怪物一家?映画を見た。それに出てくるウエンズデイという女の子が気に入ってしまった。気に入ったなどと告白すればお前なんかと森蛙や野良犬に変身させられそうだが、悪なのに何とも不思議な魅力の持ち主だ。日本ではなかなかアダムスファミリーのような不思議な可笑しさにあふれた映画は作れないのではと思った。尤も邦画はほとんど見ないので、知らないだけかもしれない。勿論、ハリウッドではなかなか作れない諧謔に満ちた邦画もあるだろう。寅さんシリーズなど、私は二三を除いてさほど面白いと思わない、ハリウッドでは作りにくいかもしれない。

 ウエンズデイのかの地での評価は知らないがコテンパンにやられるだろうがちょいとからかってみたい女の子だ。見た目は女の子でも心はかなり老成しているようで、彼女に気に入られるのは至難の業の気がする。

 なぜ彼女の名前がウエンズデイなのだろう。金曜日に出会ったのでフライデイは有名だが、水曜日に生まれたのだろうか?。聞いたら恐ろしい返事が返ってきそうで、迂闊には聞けないが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言うまいと思えど今日も雨

2019年10月29日 | 世界

     

 

 負け続けると不調ではなくそれが実力と言われてしまうのが囲碁将棋の世界。天候も不順が続くとそれが普通ということになりかねない。もうなっているかもしれない。台風が続けて来て雨ばかり、俺は雨男と河野防衛大臣が言っている。その河野太郎を選挙に強く実力もあるが少々常識が足りないと諭しているのが麻生副総理となると非常識も押し通せば新常識になるのかと妙な気がしてくる。

 どうも二十一世紀も十年以上過ぎ、五年ほど前から天候だけでなく人間の判断基準にも常識が通用しなくなってきている。拍車をかけているのがトランプ大統領で、IS指導者殺害で大手柄と吹聴しているようだが、どこまで関わっていたのか怪しい。自分の得点稼ぎに喧伝しているように思える。トランプ大統領は商取引は巧み?でも、実は暴力は好まず血を見るのが嫌いだと診断している。率先して殺害を指示したとは考えにくい。それに拡散している多頭のIS、バグダディ抹殺が裏目に出る可能性もある。窮鼠を追いつめるのは危険ですよとご忠告申し上げたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見知らぬ芸能人の世界

2019年10月28日 | 世の中

              

 

 徳井義実が二億円を申告漏れ、小泉進次郎は妻の資産が二億円とのこと、芸能人というのは高収入らしい。進次郎ご本人の資産はないということで政治家というのは低収入らしい。球辞苑を見ていたので徳井義実を知っているが、そういえば頭の回転が速く相手の反応を見て巧みに言動を変える感じがあった。滝川クリステルの資産が多いのにはびっくりした。芸能界の女性の中には資産形成に抜かりない人も多いようだ。

 医師は高収入のイメージがあるようだが、とても滝川クリステルには及ばない。内科は全てガラス張りの保険診療、誰が診察しても初診料再診料は同じで高額ではない。唯、一定数以上の患者数があると、必要経費は患者数に比して逓減し収益率が上がるので患者数が多い医院は収入が多いはずだ。

 芸能人は身近に感じられる存在のようだが、収入の絡繰りは不透明で隣のお兄さんおばさんのような感じでも時給1250円とは違う世界の住民なのだ。芸能界の諸事情が色々明らかになると不都合もあるかもしれない。まあ、知らない方が楽しめ親しめるのは確かで、資産何億のクリステルでは白けてしまう、美人は一寸薄幸の感じがあった方がより美しく感じられる?。自分の仕事のことは理解していても、異業種のこととなると知らないことが多い。こんなものかなと想像はしているが、実際とはずいぶん違うところも多そうだ。          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬車馬の呟き

2019年10月26日 | 人生

        


 馬車馬のように働いてきた。なんだかがむしゃらに働いてきたように思われるかもしれないが、要するにニンジンを見ないようにして診療に専念してきた。私は自分の給与額税込みは知っているが、資産額は知らない。月数万の小遣いで何の不平も感じず暮らしてきた。十万を超えるものが欲しい時は妻に頼んで買って貰っている。勿論、カードを持っているが国内で使うことは少ない。妻と二人で動くことが多いので、支払いは彼女がしてくれる。

 医療費の保険の仕組みは知っているが保険点数は知らない。いつもできるだけ効率の良い診療を心掛け、患者さんの支払いが少なくて済むように心掛けてきた。なんだか立派そうに響くが実は資産額を知ったり保険点数を知ると儲けようという誘惑に負けるのを知っているので、わざと憶えないようにしてきたのだ。正直、いちいち覚えるのも面倒だし、これとこれを組み合わせると何点で得だ(医療保険は一点が10円)などという知り合いも居るが、私の趣味ではない。

 世の中には知らない方が良いこともあるのではと思う。尤も手綱を取る人が居たからできた話かもしれない。思い出せば、鞭がしなる音を一二度聞いた気もする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする