駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

五十人に一人

2024年06月18日 | 妄言
          

 今朝は本降りで風があり、なかなか辛い駅までの歩きだった。
 株式投資で大儲けするのは五十人に一人程度と言われている。ギャンブルはどうだろう。似たようなものと思われる。困ったことに?、この五十人に一人の人達があたかも二人に一人居るようにうまい話が喧伝されている。証券会社や株予想で仕事されている人は、素人が株投資すると損しますよとは言わない。儲かりますよと上がりそうな銘柄を紹介しても必ず小声で買う時は自己責任でと釘を刺している。
 政治家も似たようなもので、不都合なことは言わない。アべノミクスで大企業が儲かればおこぼれがあると聞いたが嘘だった。嘘だったと責めれば**が悪かったせいだと上手に責任を逃れる。
 まあ嘘と言えば聞こえが悪いが夢と言えば美しく響く。夢を売る仕事と言われてしまうと咎めにくくなる。夢とまでは言わず商売ですからとまともに受けた方にも落ち度があるように言い逃れる人達も多い。
 人間界は虚実入り乱れている、実を大切にしたいと思っても、この混沌から逃れる術はなさそうで、どうしたものか思案している。
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なぜ進まない再生可能エネルギー利用

2023年09月13日 | 妄言

               

 

 日本ではデジタル技術の浸透、再生可能エネルギー利用が進まない。石橋を叩いても渡らないほど心配性なのに、打開策を探らず現状維持に汲々として小手先の対策で問題から目を逸らしてやり過ごそうとする。確かにそれでやり過ごせればよいのだが、そうは行かないのは敗戦の教えるところだ。改善改良は得意でも変化革新を嫌い大局観に欠ける人が多数派なのだ。勿論、覚醒して事実に向き合い打開策を探る人達も少なからず居るわけで、その人達を認め登用すればよいのだが、現状維持既得権維持の同調圧力が働いてしまう。信長は殺され、黒船を待たねばならなかった。器用丁寧で他人を慮り心づかいの行き渡る国なのに、大局が見えず責任逃れが蔓延り革新天才を退けて危機に対応できない。まあ、何処までこうした見方が当たっているか定かではないが、事実に向き合おうとする人達の声はこのように聞こえる。自画自賛俺は悪くないとコバンザメを従え分捕る人達は何をしゃらくさいことをと睨みつけてくるだろう。

 岸田内閣の内閣改造は浅薄陳腐でできたばかりなのに古臭い、上川外務大臣にはちょっと期待したいが。選挙対策に小渕、別に嫌いではないが、見え透いている。岸田首相は凡庸の天才らしい。

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