昨日は先週の谷地山の南側にある桧木川台へ行こうと、土曜のうちから準備を終え、玄関にザックを出していた。
点線道路を超えて直ぐにピークに立てるが、面白みにかけるので、それから北西にグルリとヤブに突入の計画を立てていた。
朝起きてみると、昨夜の雨で猫の額ほどの庭の芝生が濡れている。
途端に、ヤブ突入=びしょ濡れ=ろくなことない と足りない頭に浮かんだ。
雨上がりのヤブは過去数度経験しているが、痛風発作のきっかけになったり、ゴールのだいぶ手前で日が暮れだしたり、ろくなことがなかった。
急遽中止して、長いこと無視していた、女房の車をリコールに出すことにし、女房、娘と3人で車2台を八戸へ走らせた。
車を後日取りに来ることにしてディーラに預け、昼食をして帰ることにした。
どこから情報を得たのか「巴里の空の下で」というフレンチレストランに行く。
路地の奥にある、非常に分かり難いレストランだが雰囲気はいい。
久しぶりに、ゆったりとした昼食タイムを味わった。
家に帰り、山スキー用の棚を作るべく、突貫工事をしたが夕方からの作業は結局終わらず、恐ろしいほど散らかしっ放しとなっている。
明日から、今週いっぱい仕事が激闘モードに入る。
来週まで持ち越さなければいいが。
先日、ロープアクセスの講習会に行ってきた。
この歳になって・・・・・っと思ったりもしたが、深く考える前に申し込んだ。
思っていた以上に充実した内容で、下世話な話だが、受講料分は十分にあったと思う。
もちろん目的があって受講したわけだが、あわよくば山にも活用できないかと考えた。
当然だが、考えが甘かった。
仕事と趣味の差は大きい。
少しばかりの山の経験が役に立ったのは、エイトノットの結びに手間取らなかった点と、懸垂下降時の恐怖感が全くなかったことぐらいだ。
経験が邪魔をしたのは、下降器をロックして両手を話せる状態になっても、末端側の手をなかなか離せなかったことか。
来月にも、もう一度受講してレベルアップしようと思っているが、その前に筋力アップしたい。
5/11、横浜町滝ノ沢から谷地山~大川目~滝ノ沢へ行ってきた。
1/25000地形図を見ると、点線道路が一部にあり、雪解け間もない事から、ヤブも大したことないだろうと、このルートを決めた。
車は滝ノ沢と林道の交差部に駐めることが出来たので、片道1kmの節約になった。
取り付き点には「2663林班い5小班入口」の看板があり、これからのルートに期待が湧く。
あちこちに咲く花に癒やされながらの山歩きは楽しい。
尾根に乗ると、立派な道があり、鉄塔の真下に着いた。
谷地山だ。
道路は高圧線に沿って進んでいるが、目指す方向ではないので、コンパス頼りでヤブに入る。
直ぐに踏み跡を見つけ、快適に歩く。
尾根の左手には車も可能な林道がありチョット興醒めだ。
点線道路は律儀にも、地図通りの位置で終わるが、大したヤブもなく「大川目」に到着。
しかし、快適な歩きもここまで、ここからは背丈以上のヤブや、倒木帯となり、今季初の藪山は突然過激となった。
尾根がクネクネと屈曲するので、木に登って現在位置の確認したり、何度もコンパスを回して方向を確かめたり、周りの雰囲気から地形を推定したりで気が抜けない。
小ピーク手前で、もぐらが小枝に刺さって死んでいた。
「モズのはやにえ」か。
春にこんなことをするのか、少し不思議な気分だ。
(ヤブをこぐ。)
南北の尾根から、西に伸びる尾根にうまいこと乗り、地図上の点線道路も見つけた地点で遅い昼食とした。
後は何も考えず、歩くだけだ。
・・・・・っとなんか変だ。
チョット変だが、太い林道に出て間違いないことを確信。
家に帰って、ログを確認したところ、やはり少しショートカットしたようだ。
かなりのヤブコギだったが、思った通りのルート取りが出来、チョット満足な一日だった。