会山行で高森山へ行った。
スノーシューのハイキングだ。
ATLASのスノーシューとモンベルのライトアルパイン スノーポンと迷ったが、登山道は、よく踏まれているようだし、少しでも軽くしたかったので、スノーポンにした。
靴底の雪をとらないで履いたので、歩き始めからなんだか変だ。
足の方向とスノーポンの方向が違う。
むつ湾展望台でキッチリと履き直し、万全。
意外といいかもしれない。
小さなアップダウンを繰返しながら、高度を上げて行く。
屋敷山分岐からは、特に長く感じた。
山頂の祠の前でテントを張り昼食。
こんな機会でないと、行きにくい屋敷山に寄る事にし、分岐から踏み跡のない尾根を辿る。
やはりスノーポンだと結構潜る。
登りの尾根から先頭を交代してもらって、一息ついた。
山頂はなだらかで、展望はない。
普段使わない筋肉を使ったせいか、足の内側の筋肉が少し痛い。
浅虫水族館裏から出発。
基本的にこのような尾根上を辿る。
山頂の祠
屋敷山へ向かう尾根
登頂を終え下りにかかる。山頂の写真を撮り忘れた。
今季5度目の雛岳は期待を裏切らなかった。
箒場で出発準備をしていると、隣に3台の車が止まった。
英語と日本語で話をしている。
結局、ここに1台デポして、どこかに出かけた。
向こう側の駐車場にも何台かいるようだ。
9時過ぎ、出発。
向こうのトレースを使うか迷ったが、ラッセルも足首オーバー程度なので、いつもの南側ルートを目指した。
雪はフカフカ。
スキーの上で踊っている。
殆ど風がない。
アウターを脱いでいると、後ろからの単独者に追い越される。
すぐに通常ルートのトレースと合流。
先行トレースの、ボーダー3人が降りてきた。
H950の尾根に取付いても、風がない。
馬面岩で少し風が出てきた。
アウターを着て、山頂を目指す。
山頂は、ガスで何も見えない。
隣の高田大岳も、ほとんど隠れている。
風も出てきたので、長居は無用。
東の、無立木帯に滑り込んだ。
ふわっと浮いたとたん、前後左右が分からなくなり、止まっているのか滑っているのかも分からなくなった。
転倒。
H950付近で林に入る。
雪のおかげか、ワックスのせいか、気持ちよく滑り降りる。
いつもの、滑り落ちるとは違う。
あっという間に緩斜面まで滑り降りた。
少し登り返そうかと思ったが、明日もあるので、そのまま駐車場へと向かった。
北側大斜面と雪庇
馬面岩と太陽。ここでアウターを着た。
山頂はガスでけむる。
いつもの山頂。
気持ちよく滑り降りた。
南アメリカ大陸の最高峰、アコンカグアへ登頂・スキー滑降を目指していた、青森出身の三浦雄一郎が計画を断念、下山した。
本人は気力十分だったらしいが、ドクターストップがかかったらしい。
スポンサーやら支援者やら、色々なしがらみがあって、下山の決断は簡単ではなかっただろう。
「自分ではまだまだ行けるつもりでいたが、大城先生の判断に従い、今回の遠征は自分としてはここで終わる。僕自身、大丈夫だと、頂上まで行けるという自信はありましたけれど、やはり周りでみての状況、特に大城先生の判断ということで、それに従うということにしました」
三浦雄一郎の大城医師に寄せる信頼の大きさが分かる。
この大城和恵医師、数年前、中高年安全登山指導者講習会でご教授頂いたことがある。
人の顔や名前は、めったに覚えないのだが、ずいぶん魅力的な女性だなと思い、覚えていた。
気力・体力が充実していた本人を説得し、下山を決断させたのは、彼女の魅力に尽きるような気がする。
登山経歴もすごく、日本人初の国際山岳医と聞く。
今後の活躍を陰ながら応援したい。
大城和恵医師。写真はこちらから頂きました。
前の日の飲み会のせいではなく、今日はゆっくりと起床。
恐山街道除雪修了点手前で左に折れると、ここもすぐにゲートで冬季通行止めとなる。
少し雪を被ったスキーのトレースがある。
昨日のものだろう。
二人連れで、ノルディックだ。
ストックも三角形のバスケット。
往復、同じルートを辿ったようだ。
途中からスノーモービルの跡も加わり、あわただしくなる。
どちらのトレースも、二又林道には入らず、運動公園方向に向かっている。
その代わり?、運動公園側から、スノーシューの足跡が林道に向かっている。
林道に入ってすぐ、スノーシュー氏は北に向かい出す。
恐山街道に向かったのだろう。
たしかに、道なりに進むより、約2kmは節約できる。
残るは、キツネとカモシカの足跡。
奥に入るにしたがって、キツネは消え、ウサギやリスの足跡が多くなる。
林道終点からヒュッテ方向に方向転換し、林の中に入る。
屏風山とH646ピークの鞍部は目視できるので、迷うことは内。
ヒュッテの赤い屋根が見えて、雪の少なさに驚く。
時間があるので、屏風山に行くか迷ったが、所々笹が見えていたので、断念。
ヒュッテに入りゆっくりとする。
帰りはノンストップ、ダラダラした林道も、ワックスを塗り替えたスキーは滑ってくれた。
最後の1kmだけはほぼ水平で歩きとなった。
思いのほか、楽しい一日を過ごすことができた。
駐車地点。スキーのトレースが見える。
林道分岐。右が林道、左は運動公園方向。
二又沢。
チェックポイントとしていた第1橋。
ヒュッテは雪が少ない。入口は掘らなくても入って行けた。
一本杉からのルートは、残念ながら倒木で歩くのが困難だ。
明日の準備で、あれやこれやと、
1.ホットワックス
シールのグルーがベタベタついてしまったスキーの補修をした。
灯油でもいいらしいが、スピード重視でガソリンで滑走面を拭く。
簡単にぬぐうことができた。
スキー用のアイロンがないので、グルー塗替え用に使っていた小型家庭用アイロンでホットワックス。
スクレーパーで削りコルクで磨いた。
これで良かったのかは不明だが、やらないよりはましか。
※ネット情報だが、ブラックダイアモンドのグルーは柔らかく接着力が強いらしい。
上り返したり縦走には良いようだ。
コールテックスのグルー(今売っているのだろうか)は固く接着力が落ちるらしい。
そういえば、以前、刷毛付きの缶入りグルーを使っていたが、最近見なくなった。
今は、もっぱらブラックダイアモンドのチューブ入りを使用している。
酷いことになっている。
タオルにガソリンを湿らせてフキフキするとあっという間にとれた。
2.ヘルメットホルダー
新年会山行で再びヘルメットを復活させた。
前の週に一緒になったメンバー殆どが、ヘルメットを使用していたからだ。
ヘルメットは登るとき暑苦しいので、ザックの中に入れるのだが、ザックが大きくなって不格好だ。
ヘルメットホルダーを買おうといろいろネット検索したら、自作した人がいた。
100%パクリで作ってみた。
百均に行って自転車の前かご用のネットと、アクセサリーカラビナを購入。
ネットの四隅のフックにカラビナを付けて、フックをプライヤーでつぶしただけ。
製造時間、数分。
製造金額、324円。
2000~3000円で買えるのだが・・・・。
カラビナは2個で108円で売られていた。リングは後で外した。
3.コンパス
先週の山行後、家に帰ったが、コンパスがない。
探しているのだが、見つからない。
予備に1つあるので、明日はそれを使うが、予備は予備なので、買い足すことにする。
今までのものは、シルバだったはずだが、今回は安かったのでスントを買ってみた。
レビューの評価は上々。
一応メーカー品だし、使ってみる価値はありそうだ。