下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

仙人岱ヒュッテ

2019-11-25 07:33:54 | その他の山

会の忘年会が、仙人岱ヒュッテで行われる。
前日の飲み会を、控えめにして、8時過ぎには家に帰った。
朝起きて、いざ準備。
慌ただしく、とにかくなんでも詰め込んで、出発。
途中で少し買い物をして、12時少し前に、酸ヶ湯駐車場に到着。
見覚えのある車が、並んでいる。
菓子パンを昼食として、出発準備。
スキーを片付けている人がいたので、滑るところがあるのか聞いたところ、まだまだみたいだ。
荷物を背負って、ムムッ!!
重い。
10~20分歩けばなれるだろうと、あるき出す。
しかし、いくら歩いても重い。
約1時間、地獄湯の沢付近。
ザックを下ろして、休憩。
上着も脱いだ。
ここからは、頻繁に立ち休憩を繰り返す。
登りだしてから、多くの下山者に合った。
最初のうちは、気軽に挨拶していたが、声も出したくなくなった。
何人かとは、立ち話。
今日、小屋泊まりの人数が、大体わかってきた。

小屋到着。
すでに始まっている宴会に参加。
山水会6人、日本山岳会10人、単独1人、17人の大宴会。
9時頃就寝。

翌朝、サブザックにアウターと水を詰め込んで、大岳へ向かう。
軽い。
体も荷物も気持ちも軽い。
森林限界付近で、アウターを着込んで山頂へ。
少し風の出てきた山頂で、記念写真を撮って下山。
小屋に戻って、コーヒーを飲み、荷物をまとめて酸ヶ湯に降りる。
昼前に着くことが出来た。

少し早かったので、青森市内で野暮用を済ませ、帰宅。
楽しい日を過ごせた。




快晴の酸ヶ湯駐車場。大だけが眩しい。



地獄湯の沢。大勢の下山者が見える。




小屋への最後の登り。




小屋では、すでに宴会が始まっていた。




翌朝、大岳を目指す。山頂はガスの中だ。




もうすぐ山頂。




ハート型の鏡沼




山頂でパチリ




小屋により、のもつをまとめて慎重に下山。


カシミール3D

2019-11-20 07:53:04 | 装備

忘備録として。

カシミール3Dは「フリーの割には」という言葉を省いても、素晴らしいソフトだ。
ただ一つ、不満?があった。
モニターで見る分には、きれいでいいのだが、印刷するとどうもはっきりとしないコンター(等高線)。
小さな凹凸や細かい変化が見にくい。
背景色と同系色のコンターは、見にくいのだ。
かなり前から、なんとかならないものかと考えていたのだが、いい案が浮かばない。
他のソフトも調べてみたが、カシミールより良いソフトがなかった。

ある日、ポチッと押し間違えて出てきた画面。
あら。
もしかして。
いろいろ試してみたら、・・・・・出来た。
やってしまえば簡単。
当たり前。
「地図/写真画像調整」でチョチョチョのチョイでできるのだった。
パレット調整したり、PDFやDOCUで印刷し、更に紙に印刷してみたり。
あれこれ苦労したが、これ以上カシミールに望む機能はなし。

めでたしめでたし。




モニター上でも見にくいか。




上から5行目の「地図/写真画像調整」をクリック。




明るさ、コントラスト、ガンマを弄ってみた。




ガンマを最低にすると・・・。おっ。




はっきり、スッキリ、ぴっちり。印刷しても、はっきり、スッキリ、ぴっちりだ。


二股林道から屏風山ヒュッテ

2019-11-18 07:19:41 | その他の山

前日から60Lのザックに、シュラフから炊事道具や食料を積み込み、準備万端。
行けるかどうかわからない、来週の八甲田小屋泊まりの練習とした。
出掛けに、水6Lも足して、出発。
一番お気に入りのザックは、体にフィットして、そんなに重さを感じない。

今年1月にスキーで歩いたコースを、登山靴で歩く。
林道終点、橋の掛かっていない小沢に着いた。
前回は、ここからヒュッテに向かって登った。
100mほど登り、踏み跡道を確認して引き返した。
今回は、小沢から100mくらい戻り、ブル道跡を登ってみた。
うまく行ったら、広く美しいルートを発見できるかもしれない。
ブル道はすぐに無くなり、倒木帯となった。
左に巻いて、きれいな尾根に取り付く。
雪が積もれば、程よい滑降斜面になりそうな尾根を、足元の悪い笹薮を進む。
笹は細いが急斜面に重い荷物。
結構辛い。
ムム?
なにかが見えてきた。
陸奥湾展望台だ。
思いの外右に振ったようだ。
後、標高差で30mくらいか。
気が付いたら、息が上がって汗をかいていた。時計を見たら12時少し前。
もう少しだが、ここで引き返す。
自分でも不思議だが、あっさりと決定した。

車まで戻り、遅い昼食を摂り、コーヒーを飲みながら、地図を見直す。
積雪期の計画を立て、今日は終了。

久しぶりの重い荷物だったが、なんとかなりそうだ。
登山靴の中に、モンベルのネオプレーンソックスを履いてみたが、程よい保温性があった。
ただ、家に帰って脱いでみると、薄っすらと汗が付いていた。




二股林道




終点。橋のない小沢




前回のルートを確認。




引き返し、右のブル道へ




倒木帯となり、左に巻いた。




後、1mも積もれば良い斜面になりそうだ。




ここから笹ヤブは濃くなるが細い。




見上げると右に「陸奥湾展望台」、左の直線は「パノラマライン」




引き返すと決めて、振り返ると釜臥山が笑っていた。




林道に戻った。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」家康は偉かった。


大間崎テントサイト

2019-11-14 09:58:41 | 雑記

近くに用事があり、ちょうど昼頃立ち寄ってみた。
本州最北端が売りの岬だが、お土産売り場と食堂があるだけで特になにもない。
しかし、観光客は多い。
先端にある、マグロのモニュメントで写真を撮り、食堂でマグロを食べて、恐山が仏ヶ浦に向かうのだろう。

土産売り場の裏に、立派な駐車場、トイレ・炊事場と芝生のキャンプ場が併設されている。
周りが建物に囲まれているので、雰囲気はいまいちだ。
利用者は、フェリーを利用するツーリング客か?

かなり前に出来た施設なのだが、維持管理が行き届いている感じだ。
このような施設は、得てして作りっぱなしが多い中、よく頑張っているなと思った。



雰囲気はナニだがきれいに草も刈られていている。炊事棟の窓がダンボールで補修されているが早いとこ本復旧して欲しい。




炊事棟内部もきれいだ。コンロは有料となっている。




テーブルの上でアルコールコンロでも直接置いたかな?



三右衛門沢周遊

2019-11-11 18:42:43 | その他の山

前に一度積雪期に行ったことのある尾根を、少しルートを変えて行ってみた。
前から気になっていた、三右衛門沢。
林道の起点から200mほど入った広場に靴魔を留めた。
100mほど歩き、左岸の尾根に取り付く。
地形図の点線道路は、はっきりしなかったが、アンテナに供給する電線のルートを使った。
アップダウンが激しくなってきたので、尾根の上に出る。
思ったとおり、ヤブはなくゆったりと歩ける。
程なく、北からの管理用道路と合流。
道路をそのまま歩くと、すぐに1つ目のアンテナが現れた。
道路はまだ続く。
2つ目のアンテナの奥に、最近できた白黒のアンテナが有る。
道路はここまで。
尾根に取り付き、笹薮を少し進むと、ヒバ林となり、道路が現れた。
2つ目のアンテナからは、積雪期も歩いているので、様子がほぼ分かる。
ひどい倒木帯があるはずだ。
道路がだんだんと北にそれてくる。
大沢目沢の左俣源頭部を巻き出したので、330mピークに向かって登り返した。
今日の予定はここまでだが、時間が早いので、391mの送電線まで行く事にした。
少しの距離だが、ここからは倒木あり、幼ヒバのヤブあり、笹薮ありでうんざりだ。
送電線が迫ってくると、灌木ヤブに変わる。
送電線直下に道路があったはずだが、ない。
まだ2~30m奥のようだ。
道路を見に来たわけではないので、ここまでとする。
空しか見えない状態で、帰りの尾根にコンパスを合わせ突進。
うまいこと尾根に乗れたが、ここもひどいヤブだ。
暫く下ると、ブル道が出てきたが、荒れていて周りと対して変わらない。
ブル道が歩きやすくなってきて、左向きに方向が変り、尾根から外れた。
いい方向に変わった。
そのまま下り、林道に到着。
日当たりの良い待避所で昼食。
考えてみると、一度も休憩していない。
後は、林道に忠実に、沢の様子を見ながら歩いた。
基本的に、ナメの沢だが、すぐ近くを林道が走っているため、魅力は半減。
小さな滝を撮影しつつの歩きは、飽きることがなかった。




点線道路がはっきり分からなかったので、適当位なところから取り付いた。




電線沿いに立派な道路がある。




アップダウンが激しくなったところで、電線道路を外れて尾根に向かう。




管理道路と合流。




第一アンテナ




第2アンテナ




赤白アンテナ(首を横にして見て)



部分的にヤブになるが、いい道が尾根上にある。




そんな道を離れて上を目指す。




幼ヒバのヤブ。いったい何をしているのだろうと自分に問い掛けたりもする瞬間だ。




灌木のヤブ




送電線の下についた。



藪の中にも時々気分のいいところもある。




林道に戻った。




三右衛門沢の小滝




ナメドコが続く




到着。車も秋色に染まっていた。




ルートはこんな感じ。