下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

大尽山

2022-10-24 08:57:55 | 92山

身の回りがザワザワしはじめ、落ち着かない日々を送っている。
のんびり山の計画を立てる気にもなれず、朝起きて地図がなくても大丈夫な山として大尽山を選んだ。
来週、会の山行の下見も兼ねた。

起点の駐車場は結構な数の車が停まっていた。
キノコ採りの車が多いようだ。
新潟ナンバーの隣に停め、出発準備。
隣の車は、車中泊したようで、目隠しやらなんやらで完全装備していた。
20回くらい来ているが、2年ぶりの大尽だ。

「宇曽利湖」(正式には、宇曽利山湖)の畔の平坦な道を約4km歩いて、ようやく登山口となる。
小さな沢がいくつも湖に流れ込んでいて、橋がない箇所は跨いだり跳んだりしたりはいつものことだ。
8月の大雨のためか、大尽沢が登山道近くまで侵食している。
山から降りてきたのは、3組4人。
やはり、キノコ採りが殆どのようだ。
一体地蔵からのきつい坂を登りきると、傾斜はゆるくなり少し歩くと山頂である。
恐山の展望が素晴らしいい。
寒いので、一体地蔵まで下りて昼食。
登山口に降りて、突然、往路を帰らず湖を1周することにした。
鶏頭山近くから道は荒れ出す。
更に鳥ノ沢右又の橋はなくなっていて、渡渉時、靴の中を少し濡らした。
湖畔に出るとイソツツジの湿地帯をグジョグジョ歩きになる。
ここでも靴下を少し濡らした。
極楽浜に出てホッとする。
観光客?参拝者?が多い。
熊鈴を仕舞い、境内を散策しながら正門を出、車に向かう。
あれだけいた車が、1台だけとなっていた。

寒い。
この時期、晴れの日でもフリース+ウィンドブレーカーは必携だ。




駐車場から湖畔の道へ




登山道入口




一体地蔵




極楽浜




三途の川から大尽山


片崎山

2022-10-17 07:12:21 | 92山

そんなにこだわりはないのだが、先週の続きに片崎山へ向かった。
南は水無沢から登ったのだが、その時に北にも水無沢があるのに気付いた。
今回は北の水無沢から登る。

地形図でも現地に行っても、沢の取り付きがよくわからない。
車を停めたところから、コンパスを頼りに沢に向かう。
小さなヤブ沢だ。
この時期、あんまり濡れたくないので、歩きやすそうな左岸を進む。
よく見ると、かすかに踏み跡がある。
所々にボリボリが生えているが、大した数ではない。
何箇所か二又に合うが、本流を選択する。
最後の二又は、5:3で出会うが、ここだけは右の支流を選択。
その方が目指す道路に早く出ることができる。
難なく道路に出たが、牧柵で仕切られている。
ここは失礼して、バラ線を潜った。
道路を最高地点まで歩き、南に向きを変え道路と分かれる。
少し笹薮を漕ぐと目標地点の目印テープが見えてくる。
今回は、砂丘の展望ポイントまで東に移動して、そのまま尾根に取り付いて帰った。




古い道路の脇に車を停めて出発。




沢に着いた。




かすかに踏み跡がある。キノコ採りか?




嫌なものを見つけてしまった。




ボリボリ。興味が無いのでパス。右側は大量に生えていたが、古くなっている。




二又。ここは右に向かう。




あっけなく道路に到達したが、牧柵が設置されていた。




道路を歩かせていただき、一番高みを目指す。




腰ほどの笹薮を漕ぐ。




山頂。




大沼と猿ヶ森砂丘。




ついつい目の前の尾根に帰路を求めてしまった。




取り付きはこんな感じ。




森の主。




こんな崖みたいな箇所を降りた。木が生えていたのでなんとかなった。




車道が見えた。ここでクマ鈴をザックにしまった。




赤:登り。青:降り。




猿ヶ森砂丘

2022-10-11 17:06:48 | 雑記

もう行くことがないだろうと思っていた、片崎山。
東西と南から登っているので、北からも・・・っと、何故か思い立った。

今回は短時間で終わりそうなので、朝8時に出るつもりなのが、7時に家を出た。
8時30分前に出発できた。
10~20分歩いた頃、ポツポツと来た。
一日中晴れるはずだ。
携帯で、雨雲レーダーを起動して唖然とした。
ここだけ雨雲がある。
雲が通過する時間は11時。
・・・・・
戻ることにした。
車に戻る頃には、普通のザーザー降りになっていた。
南は良さそうなので、ヒバの埋設林と猿ヶ森砂丘の南端へ向かうことにする。

中学校3年だったか、高校1年だったか、兄と見に来たことがある。
約55年ぶりの埋没林。
駐車場には結構車が止まっている。
どうやら格好を見ると、キノコ採りのようだ。
アミタケかな。
松林を一通り回ったが、埋設木どれなのか分からなかった。
林の中には「クロマツ」とかのプレートがあるのに、なんで埋設木のプレートがないのか。

次に「日本一の砂丘」を南端から見に行く。
砂丘の殆どは、自衛隊の練習場となっていて、立入禁止だ。
このため、鳥取の砂丘のほうが知名度の高い。




雨雲レーダーの朝9時の様子。




これがそうなのか。




小田野沢漁港から砂丘を望む。サーフィンのメッカのようだがこの日は誰も居なかった。


林道奥内二又線

2022-10-03 16:27:51 | プラス

東通村の上田屋から林道が2本出ている。
1本が青平林道で青平川沿いに伸びる。
もう1本は、青平林道より約1.3km西にあり、青平川を超えてむつ市二又まで続く。
青平林道は産廃処分場に行き着くので、奥内二又林道を歩いてみた。
 ※ちなみに「青平」はアオペラとかアオベラと読むらしい。私は今の今まで「アベラ」と思っていた。

当初は、国道338号をバスで「一の沢停留所」まで来て、半島の丘陵を超え、国道279に出て、金谷沢でバスかJR大湊線で帰る計画を考えたが、バスもJRも数時間待ちとなる可能性があり、集会することにした。
暑くなりそうだったが、スタートから杉林で涼しく歩けた。
車が結構通っているようで、路面は整備され、草も生えていない。
丘陵のトップには土取場があり、土砂がむき出しになっていた。
ここから二又までの道はバイクならなんとか行けそうだが、車はやめたほうが無難だろう。
しばらく緩い上りとなるが、すぐに下り始める。
車のワダチ以外は草が生えている。
両脇からかぶさっている場所もあるが、問題なく歩くことができる。
送電線が見えるあたりから、路面状態は良くなり、車も大丈夫となる。
市道に出て、左折すると二又の集落である。
廃屋が目立つ。
住んでいるのは3軒ほどか。
集落を過ぎ、二又泊まる。
右は産廃場へ、左が土取場に通じる道だ。
さほど登っている感じがしない砂利道をトコトコと歩く。
Y字路を左に進み直ぐに土取場が見えてきた。
丘陵トップに戻り、早いが昼食休みとする。
食事が済んでからも、予定よりだいぶ早いので、寝転がって持ってきた文庫本を読んだ。
1時間ほどゴロゴロして、往路を帰った。




奥内林道と書かれているが・・・奥内二又林道だと思う。




お天道様に向って出発。




直ぐに青平川を渡る。




営林署の休憩施設?




丘陵トップが見えてきた。




土取場。




二又に降りる道




出だしはこんな感じ。




道がだいぶ良くなってきた。




市道に到着。




やはり奥内二又林道とある。




二又集落




集落の奥に産廃の受付があった。




これを左に入る。




道路脇の目立つ位置に発見。




丘陵トップが見えてきた。




土取場の下部。立入禁止なのでこっそり歩く。




休憩小屋の前で休憩。




ゴール。




赤で丘陵トップまで青で集会して、赤道を帰った。