身の回りがザワザワしはじめ、落ち着かない日々を送っている。
のんびり山の計画を立てる気にもなれず、朝起きて地図がなくても大丈夫な山として大尽山を選んだ。
来週、会の山行の下見も兼ねた。
起点の駐車場は結構な数の車が停まっていた。
キノコ採りの車が多いようだ。
新潟ナンバーの隣に停め、出発準備。
隣の車は、車中泊したようで、目隠しやらなんやらで完全装備していた。
20回くらい来ているが、2年ぶりの大尽だ。
「宇曽利湖」(正式には、宇曽利山湖)の畔の平坦な道を約4km歩いて、ようやく登山口となる。
小さな沢がいくつも湖に流れ込んでいて、橋がない箇所は跨いだり跳んだりしたりはいつものことだ。
8月の大雨のためか、大尽沢が登山道近くまで侵食している。
山から降りてきたのは、3組4人。
やはり、キノコ採りが殆どのようだ。
一体地蔵からのきつい坂を登りきると、傾斜はゆるくなり少し歩くと山頂である。
恐山の展望が素晴らしいい。
寒いので、一体地蔵まで下りて昼食。
登山口に降りて、突然、往路を帰らず湖を1周することにした。
鶏頭山近くから道は荒れ出す。
更に鳥ノ沢右又の橋はなくなっていて、渡渉時、靴の中を少し濡らした。
湖畔に出るとイソツツジの湿地帯をグジョグジョ歩きになる。
ここでも靴下を少し濡らした。
極楽浜に出てホッとする。
観光客?参拝者?が多い。
熊鈴を仕舞い、境内を散策しながら正門を出、車に向かう。
あれだけいた車が、1台だけとなっていた。
寒い。
この時期、晴れの日でもフリース+ウィンドブレーカーは必携だ。
駐車場から湖畔の道へ
登山道入口
一体地蔵
極楽浜
三途の川から大尽山