下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

P018恐山

2014-06-30 08:23:40 | プラス

前日の天気予報は雨。
さほど崩れないだろうと、準備をするが、雨の藪はいやなので、歩いたことのない栗山林道から湯ノ沢林道を経て恐山に向かうことにする。
普通に歩いて5時間と踏み、6時間の計画とした。
恐山発15:50のバスの時間から逆算し、9:00出発とした。
しかし習慣というのは恐ろしい。
5:00前に起床してしまった。
なんやかんやで時間をつぶすが、気持ちが落ち着かないので、出発することにした。
7:00、予定より2時間早い。
6時間で歩くと、13:00のバスにぴったり。


Iriguti
(二又 栗山林道入り口)


スタートしてすぐ、小川にかかる橋で靴の紐を結びなおす。
峠に出ると、栗山(むつ中学校)方面からの道路が合流する。
ここからは両脇が杉林となる。
下りきると、女館川左股沢だ。
暗渠で交差している。
さらに、尾根をひとつ越すと、女館川右股沢だ。
こちらのほうは水量も多く、橋が架かっている。
橋から滝が見える。
時間が気になるが、ついつい河床まで降りてしまう。
高さ2mの小滝だ。
尾根を二つ越えて、出戸川の橋に出る。
さすがに水量も豊富だが、周辺からの土砂の流入が多いのか、あちこちに黄土色に堆積されていて沢を辿る気にはなれない。
砂防ダムが多いのも一因だろう。
二又を過ぎると滝の音が聞こえる。
はるか下に、結構な高さの滝が落ちている。
ドアノ林道出合いの広場で休憩。
この分だと12:00前には着く。
ここから約20分で恐山街道に出る。
合流点には、29番地蔵が鎮座している。


29jizou
(オダマキとアジサイに囲まれたお地蔵さん)


恐山で33番地蔵のはずだから、もうすぐだ。
湯坂を下りきるころから、硫黄の匂いがしてくる。
しゃくなげ荘が夏祭りの準備で忙しそうだ。
太鼓橋には観光客が居て、三途の川を渡るかどうか相談していた。
恐山に着き11:30.
立派なバスの待合室で、寝転びこんなこともあろうと持ってきた本を読む。
ドタバタと入ってきた関西弁の観光客がうるさい。
とにかくうるさい。
外の出て、宇曾利湖を眺める。
見えるはずの大尽・円山・朝比奈は雲の中だ。
どこかでキジバトが鳴いている。


Rogu
(出発前にONにしたのだが、受信したのは小川の橋の上からのようだ)


10日ぶり生還

2014-06-26 07:27:05 | 雑記

白神山地の秋田県側で15日から遭難していた親子が25日、10日ぶりに救出された。
母77才、息子57才。
10日間タケノコやミズを食べ、沢の水を飲み凌いでいたという。

木を切る音や光が見えたので、助けを求め、向かおうとしたが息子は動けず、母だけで行動した。
母も辿りつけず、戻ろうとしたが、来た道がわからなくなってうずくまっていたところを、山菜採りに来た男性に発見されて救助。
母の証言から、息子も助かる。

下北の山でも、たま~~~~~~に人に合う。
釜臥山や吹越烏帽子のような、ハイキングコースでは登山者だが、他は山菜採りだ。
首からぶら下げているコンパスを見て、「俺達はそんなものなくても山に入れる」と言われたことがある。
敢えて反論はしないが、彼らの言う山とは、ここのことで、ここ以外の山は知らない。
それどころか、尾根ひとつ超えると全くわからなくなる。
基本的にやってることが違うのだが、やはり「分かっていないな~」ってことだ。

それにしても、77歳で山の中に10日間ですか。
不謹慎だが、あやかりたい気もする。


Sidoke
(山菜に興味のない私は、こんなのや)


Bonna
(こんなのも、踏み潰して歩いているのであります)


ツールド東北

2014-06-25 07:36:26 | 自転車

冬の間仕舞いこんでいたロードバイクを未だ出していない。
普段はマウンテンバイクもどき(ルック)に乗っている。
今日も6時過ぎに家を出て、川っ縁を20分ほど走って出勤した。

昨日、ツールド東北にエントリーした。
下北ロングライドと迷ったが、とりあえず締切が早かったツールド東北にエントリーして、抽選で漏れたら下北ロングライドに申込む作戦だ。
下北ロングライドが9月7日、翌週の14日がツールド東北なので、どちらも出場可能だが、2週続けてはなんだかなア~~ってな感じだ。
下北ロングライド出るなら170kmコースと決めていたが、11時間の時間制限は、私にはキツイ。
脇野沢から佐井の山越えと、疲れてきた頃に立ちはだかる木野部峠・・・・・・。
今度の日曜日でも、山越えだけでもしてみるかな。


Tour_de_tohoku


P017滝野沢

2014-06-23 08:09:47 | プラス

なんだか気分がヤブ漕ぎに向かないので、簡単に済まそうと滝野沢を遡行して、渡場沢を下ることにした。
大平滝林道の通行止めワイヤーを少し入ったところに丁度いい駐車スペースがありそこで身支度。
そこから200mほど戻る。
この沢唯一の滝、林道の名前にもなったであろう滝を見るためだ。
滝は林道からも見えるので、適当なところから入渓する。


Takinosawa1
(これが最初で最後の滝―右岸より)


Takinosawa2
(左岸より―高さ4m?。どこからでも登ることが出来そうだ)


Photo
(左岸からの繋ぎ写真)

思った以上に迫力がある。

必要以上に濡れたくなかったので、一番簡単そうな右から登る。
滝の上流は、倒木帯で興醒めだ。
再び林道に出て、第1橋から再度入渓する。



Takinosawa3
(この渓相が最後まで続く)


第3橋からは林道を歩いても良いが、時間はたっぷり、とにかく沢をたどる。
H210mで林道に出て、砂利道歩きとなる。
頻繁に車が通っているのか、ワダチ以外にも草はさほど生えていない。
最上部には無粋な看板があり、バラ線がはられていた。



Takinosawa4
(もう少し書き様がないものか)


なので、降ろうと思っていた沢には入られない。
昼飯を食いながら、地図を広げ、素直に大平滝林道を戻るか、地図上にはある尾根上の点線道路を下るか考える。
考えるまでもなく、結論は決まっている。
点線道路を選択するが、もちろんあるわけもなく、今日はやめるつもりのヤブ漕ぎとなる。
一部ネマガリがあるが、基本的に草薮で歩きやすい。
下方は点線道路もはっきりしてきた。
約1kmを1時間かけて下り、車から600m上方の林道に出た。




Takinosawa5
(草薮は歩きやすい)


講習

2014-06-21 08:17:31 | 雑記

再びロープアクセスの講習会に行ってきた。
17日移動
18・19日 講習
20日移動
ゆったり計画だったが、結構疲れた。
チロリアンブリッジまで習ってきたが、システムの確認だけ。
実践はプロの世界だ。
素人が見よう見まねでやるべきものじゃない。




01
(実際はシステムの確認だけで、これほど高度感はなかった)