妻が八戸に用事があり、帰りは一緒に変えるということで、稲庭岳に行くことにした。
朝6時に出る予定が、早く目覚め、5時半に出発。
六ケ所できれいな日の出を見ることができた。
何かいいことありそうだ。
朝焼け。きれいだったので、車を停めて撮影。
天台の湯に駐車しようと思ったが、まだ先まで除雪しているようなので、進んでみると、豆腐屋まできれいに除雪してある。
その先も除雪してあるが、雪を盛り上げていて、進入できない。
Uターンし、豆腐屋から2~300m手前の待避所に車を停め、出発。
あの峰に向けて出発。
先週のものか、凍ったトレースの上を、カリカリと音を立てながら歩く。
左に見えていた沢を渡り、少し行くと「岩誦坊」の湧き水が見えてくる。
無雪期なら、ここで一杯頂くところだが、1mほどの雪の壁を超えるのが大儀なので、やめた。
岩誦坊
さらに進むと、ヘアピンカーブとなる。
地図にはないが、ここから右手に道がある。
トレースもそちらに多くついている。
駒形神社の参道、H759mに延びているらしい。
ここは、予定通りショートカットして尾根上のH854mに出ることにした。
杉の急斜面を登りきると、雑木林の気持ちの良い斜面となる。
さらに進むと尾根の上に出た。
かろうじてトレースが残っているが、今までよりはかなり少ない。
少し歩くと、駒形神社の赤い鳥居が見えてきた。
二礼二拍一礼して、休憩。
駒形神社に向かう尾根。かすかにトレースがある。
駒形神社
いよいよ急斜面が始まる。
ゆっくりゆっくり、Zを切って進む。
右にH1032mのピークが見える。
雪はサラサラで、直ぐに崩れるし、シールも効きにくい。
急に尾根が細くなる。
ここは右側をトラバース気味に登り、尾根上に出ると、山頂が見えた。
山頂は、360°の展望で、北には大駒ヶ岳・三ツ岳が見えた。
南には岩手山や安比スキー場、七時雨山が見える。
風が強いので、そそくさと滑降準備をし少し南側に下る。
このまま真直ぐ進むと、高曲原に行ってしまうので、コンパスを振り直し、遠野牧場に向かう。
牧場の端っこの林の中で昼食を摂り、少しゆっくりする。
牧場の北端を進むが、あっという間に終わり、林が見える。
この林が、本日のハイライト。
細い木が密集していて、苦労しながらようやく下りきると、伐採帯に入り、尾根は二つに分かれる。
左側の細い尾根へ降りると、直ぐに豆腐屋が見えてきた。
次に来る機会があったら、高曲原の牧場コースだな。
山頂から岩手山と安比スキー場。右が八幡平。
滑り出しはこんな感じ。
こんな気持ちの良い場所もある
この林に突入。
ルートはこんな感じ。
下北半島内の山に出かけるつもりが、二日酔いのせいにして中止。
雪片付けやスキー場に行って、なんとなく一日がつぶれた。
寝ようかな・・・・、突然世の中がゆがみだした。
落ち着いて、周りを見てみると、水平なはずの梁が、右目だと斜めに見える。
両眼で見ると、水平と斜めと二重に見えている。
いつもなら合体して一本の線に見えるはずが、それぞれ独立して見え、途中で交差している。
元々、左右の視力の差が大きいのと、乱視が入っているが、運転は裸眼でOKの免許を持っている。
脳卒中の可能性もあると、女房に勧められて救急外来に行ったが、異常なし。
今朝、起きてすぐまわりを見たが、正常に戻っていた。
同じ病院の内科受診でも、異常なし。
どうやら、医者の異常なしは「分からない」と同義語らしい。
スキーが下手なのは、しばらくの間、目のせいに出来そうだ。
11日。
銅像茶屋から雪煙が見える。
近付くと茶屋の前の駐車場をロータリー車で除雪している。
横に平べったい自衛隊車が来て、10人ぐらいが降りる。
何かあるのか聞いても無言。
車をここに停めていいのか聞き直したら、初めて答えてくれた。
指定された場所に車を停め、出発。
最初からラッセルを覚悟していたが、幅2~3mのルート跡のような窪みがあり、足首ほどしか沈まなかった。
緩斜面を1時間ほど歩き、休憩。
振り返ると銅像コースの看板が沢の中にあった。
ここで沢の中に入るのが本来のコースなのだろうが、そろそろツアー客が降りてきそうなので、そのまま尾根を登ることにした。
ここからが膝上のラッセルとなり、遅々として進まず。
山頂まで標高差100mぐらいから、左に巻くと南鞍部が見えてきた。
下にはツアー客が2~30人。
少し離れた場所にも15人ほどのツアー団体。
しばらく休憩してみていると、次から次へと滑り出して行く。
このラッセルを思えば、山頂まで行く気になれず、ここで終了。
先ほどまで賑やかだった所へ降り、滑降準備をした。
歓声が聞こえたので、振り返ると、山頂から滑り降りる10人のどのパ-ティー。
滑り降りようと、スキートップを下に向けるが膝までの雪で滑り出さない。
動き出しても数メートルで止まる。
スキーが下手くそな私には荷の重い雪だ。
急斜面では滑り出すが、ターンをすると突き刺さって停まる、の連続となった。
もう少しスピードを出して乗れればいいのだろうが・・・・・。
駐車場に着く直前、例の山頂からのパーティーが追い越していった。
ゆっくりと片づけをして、帰路に着いた。
銅像茶屋の除雪
なんとなくルートができている。外れると膝ぐらいのラッセルとなる。
山頂が見えてきた。ここから左に巻き気味で登る。
下でツアー客が集まっている。
突然、10・11日は八甲田だと決めた。
10日は今季6回目の雛岳だ。
9時過ぎに箒場に着いた。
すでに数台の車が駐車してた。
レストハウス箒場の前に3台、こちらは北寄りのコースに行くパーティーだろう。
高原茶屋の前にも3台、南寄りの山水会ルートだ。
山頂は見えるものの、風は強そうだ。
先行者のラッセルを忠実にたどり、軽い雪に期待感が高まる。
H950付近で南寄りから来た単独者と出合う。
馬面岩まで行動を共にしたが、風が強いので私はここから降りることにする。
別れを告げ、滑降準備に入る。
いつもの斜面には、すでに先行者のシュプールが付いていた。
無立木帯からH950付近の雪庇に戻り、誰も滑っていない尾根の南寄りを滑り降りた。
このまま帰ろうと往路に戻ったら、黄色いツェルト。
中央には見覚えのある「雪豹」マークのディナフィット。
M内さんのツェルトだ。
寄って行くと、K藤さん、I藤さん、O江さんもいる。
4人と合流して、昼食。
当然のように、登り返してもう一本。
大満足の一日だった。
雛岳は山頂まで見える。
先行者のトレース。ありがたく使わせていただいた。
馬面岩で途中で出会った単独者と分かれた。
昼食後、登り返し。先行する70オーバーの3人。
1月末に「宅ふぁいる便」の情報漏洩が発覚。
使ったことがあるので、心配していたら1便、2便と連絡が入った。
要は情報漏洩の可能性があるので、IDやパスワードを他のサービスで使いまわししていたら変更するように。
とのことだ。
メールアドレスが洩れれば、迷惑メールが増えそうだと思っていた矢先、Amazonから怪しげなメールが届いた。
これ以上ない怪しさだ。
Amazon Servicis Japan と言いつつ、amazon05@e5.tjamg.cn
って、欧米かではなく「中国か」と突っ込みたくなる。
日本語もなんだか怪しい。
そういえば、会の掲示板にも怪しい投稿があった。
そんなことはともかく、今朝はまったりと
紅茶を淹れ、PPMの「朝の雨---Early Morning Rain」を聞いている。
もう、50年も前になるが、散々聞いた曲だ。
「朝の雨」には、わざわざルビが振ってあって、「あしたのあめ」と書いてあったはずだ。
「朝」が「あした」とも読むことを初めて知ったのもその時だ。
PPMっていいなあ~~~ ・・・・・・・・・ 歳かな。