京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

松灰

2024-09-16 17:01:54 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は、登り窯で出ていた松灰のお話です。
えーっと、ぶっちゃけ、忘れていました。

登り窯の準備は時間がかかり、
窯焚きも、体力をゴリゴリ削られ、
窯出しは早く出して器を見たいので、
超スピーディ。
なので、その他もろもろを書こうと思い
写真を撮っていても忘れちゃうんですよね~
(長い言い訳)笑





四角や丸い部分は、窯道具があったところ。

純粋な、赤松だけの灰。
釉薬に使います。
とはいえど、混ぜて水に溶かして
はい使う!とはいきません。

灰にはアクが含まれますので、
一度、水に溶かして、灰汁をすくい取り、
水を捨て、もう一度きれいな水を張り、
更に灰汁を取り、、、を数回繰り返し、
最後はフルイに通して、ごみを取り除き
沈殿させて、綺麗な灰にして乾かす。
完全に乾いてサラサラな粉になったら、
初めて釉薬の原料の「松灰」になります。

ぶっちゃけ、あるなら、買った方が早い。
「松灰」は多分、売っていると思います。
でも、赤松だけ。なのかは知りませんし、
毎回出る、釉薬の材料になる物を
みすみす捨てるのはもったいない。

そんなことで、今回の登り窯で出た
灰も集めて、そこそこ量が溜まったら
釉薬にするための灰汁を取り作業を
すると思います。
皆様にもお澪せしたいです。
ですが、派手な作業ではないので、
写真を撮るのを忘れちゃうかも。
(忘れるの前提)笑

もし撮ったならば、
皆さんにもお伝えいたします。
それでは今日はこれで。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする