京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

削り作業

2023-09-30 19:35:15 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日は久々、仕事している所を
お見せします。ちゃんとしてるねんで(笑)



グリー

グリグリ〜グリン。

削りかすの位置が、微妙に動いている事に
気がついてくださいました?
連写してみました。
え?あんまりわからん??
うーん、削り頑張ってるねん。
(どんな納め方だよ)

削り作業は、心が静かになり・・・
ませんね~。
色々考えていたり、鼻歌を歌っていたり
セコセコと忙しい。

途中で止め土を外して、
底の厚みを見たりもしますから、
漫画であるような「ピリピリした空気」が
部屋中に充満していることはないです。

あ、私はって言うだけですよ?
陶芸業界、いつも真剣勝負!と
超集中して取り組んでいる方が
ほとんどですからネ!
私が、ふわふわフラフラしているだけです。


この日も沢山削りました。
いやぁ、頑張った。
さぁ、登り窯関連の仕事、進めてきますね。
また明日!
Please stay healthy and stay safe.
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取り留めない話

2023-09-29 15:52:49 | 気になるコト
こんにてゃ。
こんにちは。
今日は、登り窯の話はいったんお休みして、
とりとめのない話をします。
冒頭の写真は、とあるクラスで
掻き落としのリクエストがあったので、
見本を作ってみました。の写真。


掻き落としとは、赤い土に白化粧を掛け、
生乾きの時に、先のとがっている物や、
彫刻刀で白化粧部分を削って描く技法です。

カップは、縦に深く筋を掘り入れ、
鬼板(おにいた)と呼ぶ鉄分の多い化粧土を掛け、
その上に、水色白っぽく焼ける釉薬を
掛けて、還元焼成・・だったかな。
をしたものです。

上の小さい小鉢たちは、
同じように線彫りしておいて、
そこに織部釉をすりこみ、白い釉薬を掛けて
酸化焼成をしました。

掻き落としの見本が、いつの間にか、
「筋を掘って何かをする」に
代わっているというのは、
ご愛嬌という事で納めておいてください。

後は、京都市内から京北町へといったら、
川があまりにも美しく冷たかったよ
という写真です。

息子と足を付けて遊びました。


最後は、瓢箪(ひょうたん)育てててん。
で終わります。

いつか、お酒や水を入れる入れ物を作りたい。
そんなところで、お終い。
え?ヒョウタンの入れ物作ったんかって?
朝日焼きの家の人が作っていたようですが
途中でカビが生えちゃっていたようで。。
思っているより難しいのかな?
機会があったら私もチャレンジしますね。
まずは、瓢箪をちゃんと育てられるか。
という所から(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe

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登り窯始動

2023-09-28 15:41:21 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
いよいよ登り窯が始まります。
今日は、棚を組む日。

棚をあらかじめ組んでおいて、
後から茶わんなどを横から入れていきます。
コレは、詰めるものの高さ、大きさが
ほぼ決まっている者には有効。
かなりな時短になります。

まぁ、向う側にある器に当たっていないか
いちいちチェクする必要がある
というマイナスもあるのですがね~。




棚ぐみが大真面目に始まりました。


組み終わろうとしている棚。
見てるだけパイセンの登場。
左側の棚は、炎の当たりがきつすぎるので、
ブロックの意味も込めて、
何度も焼かれている茶碗や、サヤを入れます。


棚ぐみが終わったら、
釉薬かけなどの仕事をして、数日後に
窯詰めが始まります。
炎が入るのは、10月8日です。
今回は、間があく長丁場。
もう、ヘトヘトですわ。暑さで。
応援してくださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


小さな扉から見る登り窯の中。
案外狭い。ですが。。
大きな可能性の世界が広がっております。
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懐かしい風景

2023-09-27 15:54:09 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、フリークラスのお客様が、
『同じ大学の学生さんが、夏休みに国に帰るので
付いて行ってくるね~!写真送るよ~!』で、
送ってくてくれた写真のお話。
(今日は、私の思い出話です)笑

マレーシア、タイ、ベトナムあたりを
ウロウロと旅すると言っていました。
現地の子がいるので、
どの国に行っても安心ですね。


写真は、どこだろ・・?(笑)
マレーシアか、タイか。。?

シンガポールの35年前の景色と酷似しているから、
びっくりしました。
プラナカン様式というのでしょうか?
マレーシアと中華系の文化が溶け込んだ
建物と、文化の面影がプンプン。


(この写真は、シンガポール
この写真以外は、送って頂いた写真です。)
今、シンガポールのこの地域は再開発が掛かって、
美しく設えなおされました。
こんなにきれいな建物無かったな~(笑)


暑い国特有の市場。
匂いまで思い出しております。


白い魚のすり身団子と豚肉が入っている、
ラーメンとうどんの間のようなヌードル料理。
(たぶん)
付け合せのトウガラシ、あれでアクセントをつけたり、
箸休めにしたり。。なつかし~!!

アジアの御飯の匂いが苦手な人には無理目のごはん。
臭いけれども、絶対おいしい(笑)


街中にある、日本でいうとお地蔵さん的な仏壇??
これ、近所にもありました。
いつ行っても、線香が絶やされていなかったので、
近所の信心深いおばちゃんやおじちゃんが
手入れしていたのでしょうね。

今、シンガポールはどこへ行っても、
「観光地」的な場所が増え、
再開発がかかり、昔の面影を探す方が
大変だったりします。
タイ、マレーシアなどに行くと、
昔ながらが残っている様なので、
お金をためて、いつか訪れたいと思います。
子供達にも、日本以外を見せたいので、
いつか。。いつか行きたいです。
どっかにお金転がってないかなー。

それではまた明日。
なんてことはない昔話でした。
Please stay healthy and stay safe.
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酸化窯出しの話

2023-09-26 15:31:00 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、先日『酸化窯出し』の話の中で
釉薬を全部に掛け、三方向に伸びた足で支えて
酸化焼成をするとかきましたが、

酸化作品窯出し|朝日焼作陶館 asahisakuto

酸化の窯出しです。 参加の場合、途中で炎をいじる必要がないので 電気炉で焼きます。 1230度まで、徐々に温度が上がったらOK。 なので、窯詰めには気を使いますが、 (釉薬の...

note(ノート)

 

丁度、酸化の窯出しがあったので
続きとして書きますね。

(*写真の取り込みを、小さくできないので
おおきなまま載せます。
少し見づらい方もいるかと思いますが、
画面を離したりしてみてください。
ご不便をおかけいたします*)


窯出しほやほやの茶碗。

窯出しされてほやほやの器は、
ピンピン、チリン、ピキピキンと、
生まれたての音を上げております。
凄く澄んだ音で、美しいです。
作陶館のインスタグラムに載せておきますね。
良かったら聞いてあげて下さい。
@asahisakuto で探してみて下さいね。

インスタグラムの画像
(ここからは飛べません。ごめんなさい!)

是非、音を出して聞いてくださいね。

さて、足です。

こんな感じで、高台前部に釉薬を掛けて
足で支えて焼き上げます。
もちろん、取り除きます。


取ったところ。
(お茶碗は違う釉薬の物です)
少々、引っ掛かりが残っているので、
それは削り取ります。
怪我しちゃいますからね。

冬の茶碗には、こういうタイプが多いのかな?
手の中にこっぽり包み込んで、
暖を取る役目もあるから、
全部がツルンってなってるほうが良い・・?
いや、知らんわ。なんでだろうね?
誰か知っていたら教えてください。
ここで、またお伝えしますので。

チリチリチリン、、という
音は、もう鳴りやんでいます。
窯出し後、数時間だけのお楽しみ。


これから寒い冬が来ます。
こういうお茶碗を作りにいらしてくださいね?
お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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