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京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

のぼり窯の道具方つけ

2025-03-19 15:31:55 | 登り窯(玄窯)
こんにてゃ。
こんにちは。
今日は、登り窯の道具の片づけの場面に
遭遇したので、その話題です。
(というか、遭遇しに行きました)笑

詰める時に、あれこれと考えて
高低を(道具に乗せて)付けて詰める窯詰め。
当然片づける道具の種類がふえますよね~。

それを黙々と綺麗にしてくれているのが
我らが愛してやまない新人ちゃんです。

寒いねんで~ココ~。
私なら、文句ブゥブゥですわ。


しかも、沢山あるしなー。

皆が通ってきた仕事の道のりではありますが、
年を取ると、棚板一枚が
ホント重く感じてシンドイから
有難いです。

さて、こうして綺麗にしてくれた窯道具、
初夏の頃に登り窯を焚く予定があるとかないとか
聞きおよんでおりますので、
又使って汚すんだよなー。

ごめんね、そしてありがとう。
という事で、また明日。
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窯出し

2025-03-06 15:46:57 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
のぼり窯の窯出しです。
ココは、一番大火前に使い棚。
(登り窯の正面の大きな焚口に近いので
一番暑くなる場所です。1300度)


豆皿に灰が乗っかって
イイ感じの焦げ具合が付いています。
(伊羅保の釉薬を半月に掛けて、
地肌を出しています。そこが焦げる)


ちゃんと青い!

今回は、注文品が沢山沢山入っていたので、
温度が高くなりすぎて釉薬が溶け過ぎて
発色が悪かったりすると、
(青色が飛んでしまい、透明に近くなります)
どうしようかと頭を悩まさなくちゃダメだったので
一安心です。

はあ~。安心した。
ですが、まだまだ注文はあります。
ありがたいです。
少々お待ちくださいませ。
今、急ピッチで制作しております!

さて、ロクロに向いますか。
また明日。
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茶の灰。その後

2025-03-05 15:30:51 | 登り窯(玄窯)
こんにてゃ。
こんいちあh。

今日は、茶の粉と葉を焼いて灰を作る
そんな話の続きです。

写真でお察しですね・

ちょびっと。


ワザと少な目に入れてはいたのですが、
焼くと・・


焦げがちょびっと・・。

そして驚いたのが、
この灰を水の張ったバケツに入れ、
溶かしつつ灰汁を取る作業をしていると、、
水が紫~!
バケツの色を反射しているだけで
はありませんでした。
焼かれた灰と、灰汁と、バケツの色との
共同作業。面白いです。
紫色って、自然界で作るの難しいンデスよね。
たしか。
小さな小さな貝を気の遠くなるほど集めて
実から出る物質を塗りつけて
太陽光を当てる・・などの、
根気のいる仕事が必要なんですよね。


むらさきー!

化学変化の不思議を見た気がします。
これらの灰も、今、木を燃やして作った灰と合流し
釉薬に仕立てられております。

焼き上がりが楽しみです。
それではまた明日。

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茶の灰

2025-03-04 15:34:57 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日も登り窯のこぼれ話です。

茶の灰を作っていると、
以前記事に書いたと思いますが
(と、ココまで書いて振り返ったら
まだ世に出しておりませんでした(笑)
追って、茶の灰を作っている生地を出しますね)

釉薬にするために、茶農家さんから
引っこ抜いたお茶の古木を
色々手を尽くして入手させて頂いております。

そして、工場で、茶を制作する際、
床に落ちた茶の粉や葉を
同じく仕入させて頂き、
登り窯で焼いてみることにしました。


お茶の粉と、葉っぱのふくろ。


少量づつ入れます。

大量に入れて、窯のとびれをあけた途端、
ボカーンとか、再燃焼したら困るからね。

ふぅ、結構な量入れたぜ。(サヤに入れる作業)


ギャー!シュレック―!

某アニメの緑色の人が完成しておりました。
魔女の緑色ならいいのかも。
(ウィキッド、まだ観ていないので
イイ魔女なのかどうかも分かりませんが)

この緑色、結構取れなくて、、
そして、いつまでもむせ返る緑の香り。
(若葉の山に顔をずっと突っ込んでいるぐらい。
何でも過ぎるといい香りも辛くなります)

着替えたよね~。
手も洗い倒したよね~
鼻もかみ倒したよね~。

そして、その灰はどうなったかというと、、
それはまた次回以降に。
また明日。

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ゼーゲルコーンとオルトンコーン

2025-02-28 15:12:34 | 登り窯(玄窯)
kpんにちは
こいんにちあ・・・

こんにちは。
今日は、窯の中の熱量を計る
「ゼーゲルコーン」と、新人の
「オルトンコーン」のご紹介をいたします。


コレね、どこかで書いている気がする。
直近で、ゼーゲルコーンとオルトンコーンを
ウィキ先生で調べた記憶がある・・
が、そのまま書き進めます(笑)

まず、いつもお世話になっている
「ゼーゲルコーン」パイセン。
コレは、国内2か所だけで製造されていたのですが、
近年は、京都のみで製造。そしてその京都も
「製造終了!」って。
確かに、最近では温度計だけで計って
わざわざ消耗品を使わなくなっている
所(窯元)が多いからね~。

それに代わるのが、
「オルトンコーン」君。
こいつがいるから、それに代わるようです。
でも、今まで使っていたのとは
溶けて倒れるのに、時間差というか、
温度差があって。。
使い勝手を掴めてないンデスよね~。

で、登り窯に入れることになりました。
(前ふり長い)


自立しているのが『オルトン』君


今までと同じように、土に埋めて
立てるバージョンのオルトンコーン君も有ります。

当日は、「ココに入れたっけ?」
「ここ、何番立てたっけ??」と、
少々混乱がありましたが(あたふた)、
ガス窯でも使いだしているので、
そのうち、問題なく使えることになるでしょう。
しかしな~、今までと倒れる温度が違うからなー。
使いにくいんだよなー。なぜ製造をやめるかなー。
作ってくれよー。陶器の産地なんだからさー。

というグチで終わります(笑)
また明日
Please stay healthy and stay safe.
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