京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

和紅茶

2022-04-30 15:36:57 | 気になるコト
お茶摘みの季節です。

しかし、宇治でもチョコチョコと
手入れのされなくなった、
もしくは手入れがしにくい
茶の木が出てきています。

そんな茶畑の茶葉を摘ませて頂き
和紅茶を作っている、朝日焼の店主。
数回作っていくうちに、コツが掴めて
段々美味しくなっているそうな。

昨日、私も
「これは美味しくできたぞ」という
お茶を頂きました。

和紅茶の味は、
紅茶とも違うし煎茶とも違う、
烏龍茶とも違います。
あえて言えば、岩茶と呼ばれる
烏龍茶の中のどれかに似ている・・
そのどれかは、、忘れた!(笑)

作り方は、
萎凋(いちょう)と呼ばれる
発酵工程から始まり、
③揉捻(じゅうねん)
④発酵・乾燥を経て和紅茶になります。

萎凋(いちょう)は、「しぼむ」という意味。
香りを引き出す重要な工程で、
収獲した紅茶葉を陰干しし、
水分を飛ばしてしおれさせながら、
発酵をうながします。
(半分ぐらいの水分量が理想)

揉捻は、茶葉をもみこむことで
茶葉の細胞組織をこわし、発酵を促すこと。
ここでも、熱を持たせすぎないように
時折冷やしながら揉むんだそう。
そして、この時の出てくる水分も大事だそうな。

和紅茶を作る説明が書かれている
サイトを見つけたので貼り付けておきますね。
dmatchaさんのサイト

簡単手作り紅茶!生の茶葉から手もみで紅茶をつくってみた!レシピ・作り方ご紹介 - d:matcha Kyoto magazine

紅茶になった瞬間は、非常にテンションが上がりました。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。 先日、生の茶葉が手に入ったので煎茶を...

d:matcha Kyoto magazine

 


日本茶マガジン

紅茶ができるまで!自宅でもできる紅茶の作り方も教えます。

お茶の葉を収獲するとすぐに発酵が始まりますが、発酵をさせないで作るのが緑茶。いっぽう、完全に葉を発酵させたものが紅茶です。日本で生産される和紅茶を中心に、茶畑か...

日本茶マガジン|日本茶を学び、楽しむオンラインメディアです。

 


丁寧に作るので、
お湯を入れて紅茶を出したら、
急須の中で綺麗にほぐれて
茶の葉の形に戻ります。
この変化を見つめるのもまたイイ。



作り方を聞きつつ、
茶葉の開く変化を見つめながら
ゆっくりと飲む和紅茶は、
雨で濡れて冷えていた体が温まり
ほぐれていきます。

大型連休であちこちへ出かけ疲れた体や、
何にもしなさ過ぎてしんどい体を、
一服のお茶でほぐしてみませんか?


それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
はー、お茶美味しい。

作陶館note

和紅茶|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

お茶摘みの季節です。 しかし、宇治でもチョコチョコと 手入れのされなくなった、もしくは 手入れがしにくい茶の木があります。 そんな茶畑の茶葉を摘ませて頂き 和紅茶を...

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雑談

2022-04-29 16:00:34 | 気になるコト
こんにちは。
連休が始まりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?


それにしてもすごい雨ですね?



鳥も飛ばない雨の宇治川

観光地なのに、誰も歩いていないという。
そらそうだ。足元びちゃびちゃになるもん。
皆が足早に家へと帰るのでしょうね。
でも、晴れた日には来てね?
待ってるから。


さて写真は、
磁器の置物シリーズ「カボチャ」
このほか、お雛様とカブト
獅子舞もあります。
見たい?


『 Hi!僕だよ! 』

写真を間違えました。(笑)
息子たちがクレーンゲームで取った
ヒヨコを載せてしまいました。
これ、コードレス掃除機で
ギュインっと吸い込まれ、
助け出した直後の彼。
けなげに手を上げて
無事を知らせてくれました。

連休初日だから、
どんな話題を書いても
どんな写真を載せても
イイと思っております(笑)

ウソウソ。明日は頑張るよ。
今日は、カブトなど飾りましょうかね。
(今頃かい)

それでは、体が冷えてきたので
暖かいお茶を飲んで
読書(漫画も)をしますか。
皆様も、急な天候の変化や
体調に変化に気を付けて
素晴らしい連休をお過ごしください。

『 待ってるで 』と申しております。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

雑談|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

こんにちは。 連休が始まりました。 皆様はいかがお過ごしでしょうか? それにしてもすごい雨ですね? 鳥も飛ばない雨の宇治川 観光地なのに、誰も歩いていないという。 そ...

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茶の灰釉

2022-04-28 12:09:08 | 気になるコト
お待たせしました。
茶の灰釉、今日終わります。
多分(笑)

写真は、新聞の記事。
京都新聞・山城版に掲載して頂きました。


見本を前に取材を受け、
そこからのニコニコ顔の写真です。

ね?ニッコニコ。

茶の灰釉の茶碗は、
個数を決めて、登り窯で焼いているので
たくさんあるわけではありません。
レアものです(笑)



素朴な色合いの茶の木灰釉

茶の木はゆっくり育って大きくなり、
毎春新しい芽を出し、お茶摘みをされ、
美味しいお茶となり、
我々にさわやかな一服の時を与えてくれます。
約60年後に役目を終えた枝が、
もう一度釉薬となって茶碗を彩る。
そのお茶碗で、お茶を頂くと
美味しさが一層増すかもしれません。


朝日焼にお越しの際には、
ぜひお手に取ってみてください。
燃やして灰にするまでの工程も
大変だったんだから~。(笑)
朝日焼HP 茶の灰釉茶碗
Asahiyaki | Tea pottery in Uji, Kyoto since 1600

Asahiyaki | Tea pottery in Uji, Kyoto since 1600

宇治の茶陶 朝日焼。慶長年間に朝日山の麓にて開窯。遠州七窯のひとつに数えられ、熟成された宇治の土と松割木の炎がもたらす繊細な風合いの器が魅力。燔師、鹿背、紅鹿背な...

朝日焼

 


早い方は
明日からGW連休になるのかな?
休みをしっかり取りつつ、
有意義な日々をお過ごしくださいませ。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

茶の木灰釉|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

お待たせしました。 茶の灰釉、今日終わります。 多分(笑) 冒頭の写真は、新聞の記事。 京都新聞・山城版に掲載して頂きました。 見本を前に取材を受け、そこからの ニコ...

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教室準備

2022-04-27 15:41:05 | 作陶館日記
教室準備のお話です。

茶の灰釉の話はって?
そうだよね~終わらせるべきだよね~。
でも、今日はその気分じゃない。(笑)

教室の鈴木さんがお休みの時もあります。
そんな時、ヒヨっこですが、
教室の代打講師に入ります。
頑張らなきゃ~ってね。

写真は、タタラを使用した板皿を作る日。
なので、型紙・かや目の布・テキストを
それぞれの席に置いてセットしておきました。

皆さん、慣れていらっしゃるので
全部用意する必要はないのですが、
もうセットしてあると、
いつ教室が始まっても大丈夫って思えるから
私が安心(笑)

後は、皆さんが使う
薄くスライスした粘土を用意すれば終わり。
(実はこれが一番時間がかかって、
何なら一番大事(笑))

使い勝手のいいお皿が出来ますように。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

教室準備|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

教室準備のお話です。 茶の灰釉の話はって? そうだよね~終わらせるべきだよね~。 でも、今日はその気分じゃない。(笑) 教室の鈴木さんがお休みの時もあります。 そん...

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茶の灰

2022-04-26 15:38:01 | 気になるコト

いい加減、話題を1つ終わらせましょう。
茶の灰です。
冒頭の写真は、
茶の灰を乾かしているところ。


ボーボに燃えています。


茶の木のまぁまぁ太い部分。
堅くて切りにくいんだ。


燃やしに燃やした茶の木、
灰になったらならば、
燃え残りや不純物を取り除き、
一旦、水と共にバケツに貯めます。

そして、灰が沈殿するのをまち、
上水が溜まってきたら、
その水を捨て、もう一度水を張って混ぜる。
灰に含まれるアクを取り除くためです。

それから、鉄板や大皿の上に広げ
水分をなくしていきます。

水分がなくなり、粉になったら、
釉薬として調合するのです。
書きあげると
大した仕事には見えないかもしれませんが、
ゆっくり、確実にこなす必要のある仕事。
手を抜くと、釉薬の色に響くかもしれません。
ここまでやって、
無駄になったら泣くよ?
しっかりやっていきましょう。

そして、この灰釉は、
登り窯に入れる作品にしか掛けません。
実はとっても貴重なのです(笑)
そんなこんなで、
新聞に取り上げて頂いた記事を載せて
最終回とさせていただきます。
ん?まだ次回だよ?(笑)

それでは、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

茶の灰|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

いい加減、話題を1つ終わらせましょう。 茶の灰です。 冒頭の写真は、茶の灰を乾かしているところ。 ボーボに燃えています。 燃やしに燃やした茶の木、 灰になったらならば...

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