京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

うさぎと猫

2024-04-30 21:24:59 | 気になるコト

こんにちは。
今日は、お人形を作っている方の
可愛らしい作品のご紹介。
(今までもうさぎのご紹介をしております)

うさぎのハニワとネコ的な小鉢(?)

画像
うさぎ?猫?小鉢

このかた、干支にちなんだ人形も
作ってい居らっしゃる。
うさぎと寅はお店したはず。
可愛いンデスよ~。

点目のお顔、簡単そうで難しいです。
まず、左右の目の表情を一緒にするのが難しい。
可愛らしくなる目の位置取りも難しい。
その目と合う、口と鼻の位置が難しい。
全体とのバランス。むずかしい~。

では、顔が無かったら?
いやいや、侮るなかれ。
顔がないのに、見る人の想像力を沸き起こす
どんな顔に見えるかという、余白がありすぎる
ツルンとした顔も難しいンデスよ~。
怖がらせるツルンとした顔だと台無しでしょ?
(オバケ的な)
嬉しい時には嬉しく、悲しい時には
一緒に泣いてくれるような、
そんなツルンとした顔。
こちらが釣られて笑っちゃうような
愛嬌のあるお顔。

どちらに傾いても難しい。
なので、このお客様の作品を見かけると
写真を撮って、皆様にも
ご紹介がしたくなるのです。

次はどんな子が生まれてくるのかな~。
楽しみです。
さぁ、あなたもチャレンジしてみてください。
朝日焼作陶館はGWも元気に営業いたします。
ぜひ問い合わせてみてください。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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古代メキシコ展・その3

2024-04-29 08:34:02 | お出かけ

こんにちは。
皆様お出かけしていますか〜?
今日のお天気は下り坂になるようなので,
お出かけの際には足元など
色々気をつけてくださいね。

さて,メキシコ展が5/6までなので
早く記事にしちゃいます。
今日は当時の様子が垣間見えるお話。

画像
子供のおもちゃ
(焼き物)

野焼きされた焼き物だと思いますが,
「子供のおもちゃ」って…
私ならすぐ落として割っちゃいそう…
いえ,割るね!(ドヤァ

画像
ハンコ

ローリングさせて押すハンコ。
何に押していたのか説明にあった気がしますが
忘れちゃった(笑)

画像
カカオドリンクカップ。

メキシコでは,太古からカカオを飲んでいました。
とはいえ,現代のココアのように
甘くて美味しいものではなく,
超苦い飲み物で,泡立てたブクブクだけを
すくって飲んでいたそうです。
もちろん上流層だけが飲める貴重なモノ。
滋養強壮や神と近くなるための
飲み物だったようです。
(後に,ヨーロッパの宣教師達が
「これなんかあっちの国では超貴重らしいぜ〜」と持ち帰り,でもこのままじゃ苦いよね,
美味しく飲めるようにと砂糖らスパイスを
入れちゃって飲もうぜと修道士達が開発し,
「なんかうめえし力が湧くじゃん」と,
王侯貴族に好まれるようになり,
時代が下がってチョコレートの発明、
イギリス産業革命で量産が可能になり,
今に至ると…
古代メキシコ人もビックリの発展ぶり。
彼ら「あいつらさ〜,ほんと勝手に持って帰って
無茶苦茶してさ〜…」って言うてると思います。

話がずれました。
えーっと。。文字!文字の話です。(数字)

画像
この横の顔も文字のうち。

古代メキシコでは顔の模様も文字で,
数字は左側の棒と丸で表していたようです。
棒が5,マルが1 を表しているようです。
文字はもう一回後の回でも描くので,
サラッと終わっておきますが,
読み解いた人がすごいよね。
研究者ってほんとすごい。

さて,今日の最後は「はたを織る女」

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製法は変わらんのね〜。

自分の遠くに二本の棒を立て,縦糸を張り,
自分の腰に,横糸を張る棒を引っ張る紐を
ぐるりと装着,横糸を巻いてある棒を縦糸に
滑らせて織っていく技法(意味分かりますか?

画像
こんな感じ。
画像
鉢。

アレやね,古代メキシコの人々は,
仕事が細かいね。
だから残っているのかもしれませんけれども。
(手仕事が細かくて手がこんでいるから
ヨーロッパ人たちが「なんかすげえじゃん!」
って持ち帰ったりして残っている…のかも
しれませんね。
しかしそれでも細かいよね〜。
神経質な職人がたくさんいたのかな?)
(言い方ぁ)


そんなところで今日はおしまい。
明日は一旦陶芸話に戻ります。
多分…(笑
GW,無事に,そして楽しくお過ごしください。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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訓練校見学・その2

2024-04-27 15:42:20 | 気になるコト

こんにちは。
今日も訓練校見学の続きです。


冒頭の写真は、「炭山陶芸村」と
朝日焼の距離。結構あるよね~。
「ちょっと頑張る遠足」で歩ける距離ですが。

さて、炭山から下りてきた2年次の方々に、
窯場などをご紹介した後、新人ちゃんが
4月28日のワークショップのご紹介をしていた
風景をご紹介いたしますね。

画像
工房の前で説明。

チラシを見せて説明する新人ちゃん。
きみたちの先輩だぞ。耳をかっぽじいて聞け~。

画像
おお~先輩っぽい~。

チラシも新人ちゃんが作りました。
何人かが、お休みなので、
興味を持ってくれていたようですが、
果たしてきてくれるかな?
人に教える作業を見るという事も大事だよ。
陶芸に携わっている物ならではの
細かなコツなども伝えるからね。

ん?わたし?
いつものことですよ!

画像
説明を工房の入り口から見ていただけですよ★

新人ちゃんの先輩になっている光景を、
更に先輩面して覗いていましたとさ(笑)

今、ワークショップは
午後に、結構なにぎわいのご予約を頂いております。
午前は、皆さん家でゆっくりするらしく。。
メッチャお席が空いている状態。

いいお天気ですので、お出かけしてみて下さい。
宇治は今、藤とツツジが美しいです。
モミジの新緑もとても美しいです。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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陶芸訓練学校見学

2024-04-26 15:54:42 | 作陶館日記

こんにちは。
今日は、大きく括ったら後輩?の
陶芸の訓練学校の2年次の子たちが
朝日焼に見学に来たので、そのお話です。
陶芸訓練学校のHP

毎年、5月になる前に、
親睦も兼ねて、遠足として「炭山陶芸村」
(すみやまとうげいむら)を訪れ、
村の中の工房などを見学させて頂いて、
その後、2年生だけ、朝日焼に足を延ばす。
そんな予定で来てくれます。

画像
登り窯の説明を受けている生徒たち。

熱心に話を聞いている生徒たち。
現役で稼働している登り窯を見るのは
珍しいですしね。
しかも大屋根に覆われているので、
「古ぼけて」いない登り窯。
夏頃も焚きますよ~。エエ、現役バリバリです。

この中に、訓練校の先生もいらっしゃいます。
私も、新人ちゃん1,2もお世話になりました。

画像
どーこだ?(分かるわけない)笑)
画像
ヒント(笑)
画像
手前の黒い服の方が、ロクロ科の先生
奥の、眼鏡をかけている方が絵付け科の先生

懐かしくって、御挨拶させて頂きました。
(先生方はうろ覚えかもしれませんが。
何せ、大昔ですから~・・え?何年前?
軽く20年ぐらい前??・・え?ビックリ!笑))

今年の生徒たちも、真面目な子が沢山だとか。
卒業後は、京都だけでなく、
各地方へと就職をしていく彼ら、
陶芸の礎になり、実力をグイグイ伸ばして
陶芸業界を引っ張って頂きたいものです。

私も、若い子達を見て、
気持ちを引き締めて仕事に取りかかりますね。
まずは、コーヒーを一口のんでから。。と。
また明日!
Please stay healthy and stay safe.

画像
私が居座っている釉薬を掛ける部屋

 

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古代メキシコ展・その2

2024-04-25 16:01:08 | お出かけ

こんにちは。
古代メキシコ展続きです。

この展示会は、主に儀式で使われていたもの
供えられていたものなどを中心に構成されており、
その当時の人々の生活が垣間見えることは
少ないのですが、やはり遥か彼方に
失われた文明なので、興味津々の人々が沢山。

最近の展示会は、写真撮影も可能なので
あちこちで「写真を取られた方は
速やかに前から移動願います~」の声。
ですよね~。(写真OKはありがたいです)
そして、「順番は決まっておりません
アチラが空いております~」
「ガラスに近づき過ぎないでください」の声。

広く沢山の方々が来られるためなのか、
マナーをやたらとたしなめられ、
チョッとウンザリ。
そうでもしないと、カシコの人が
少なく、いざこざが起こってしまう
現状なのかもしれませんけれども。
チョッとうるさいから、もう少し声を落として
ピンポイントで注意・注文をしてほしかったです。
(愚痴です。ハイ。)

気を取り直して、展示品を見ましょう。

画像
ドスコイの選手

その当時、遺跡の敷地内には
大きな競技場も有り、そこで様々な
儀式や競技が行われていたようです。
この、ドスコイ君はその選手だとか。

腰に専用の器具を付け、
腰でゴムを固めたボールを打ち、
ゴールに入るよう繋げていく球技。

胴体周りに、
「U」の形の道具を装着していたとか。
え~、面白そうやん?ボールはどれかなっと。。

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堅った!
もっと柔らかいボールを想像してたわ!

ゴムを固めて作ったボールなのでガッチガチ。
これ、かなり痛い球技だよね・・?
そりゃ、腰の特別な道具の装着が必要だわ。

画像
偉い人。

偉い人しか、胡坐をかいて座る事が
許されていなかった文明だったそうで、
「あぐら=偉い人。」です。はい。

画像
ヒスイの針。

わ―綺麗~!
いえいえ。これ、いけにえの肩に
ブスぅーーーと差し、血抜きするためのブツ。

画像
ほら貝

コレ、展示の説明では「ラッパ」と。。
音が出るからね!同じだね!

画像
画像
ピラミッドを飾る
「羽毛の生えた蛇」神(部分)

こんな礎(いしづえ)になるもん取ってきたら
あかんてー!
なんぼ研究でも、そんなんしたら崩れるやん?!
無茶しよるな~。
なんて思いつつ展示室内を進んでいきます。
この辺まで来たらもうお腹いっぱい。
なんか疲れてきた。
今日の最後は鶏で締めておきますネ。

画像
赤いトサカや縁、胸飾りに使われている物は貝。

行商人などの物々交換や、売買で手に入れた
貴重な貝だったようです。
そうだよね~。
数キロ歩いたら海にたどり着く地形の
文明ですが、基本、ジャングル。
キラキラ光る貝などは人気だったかも。

何を入れて使用していたか、、などは
考えないでおきましょう。
心臓かもしれませんし・・内蔵?
いや、、
お酒とか、果物かもしれませんからね!

コレで残すところあと一回?
本当は、東京の国立科学博物館の
インカ展にも行きたいんですよね~
そちらは、当時の生活などが垣間見える
展示もあるようで、俄然興味がわく。
(こちらは6月24日まで)

古代メキシコ展は5月6日まで。
また明日。
明日は陶芸話を挟みます。
Please stay healthy and stay safe.

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