こんにちは!
今日はゼーゲルコーンを立てたよ
というお話です。
ゼーゲルコーンとは何ぞや?
という疑問を持った貴方!
ちょっと待って下さい。今調べます(笑)
ゼーゲルコーン:
ヘルマン・ゼーゲルは、
ドイツの化学者。科学的陶芸技術の父。
粘土の示性分析法ゼーゲル分析を発表する。
ゼーゲルコーンを発明する。
ということで、ドイツの
ゼーゲルさんというオジサンが
発明した、その温度になったら解けて
窯内の雰囲気を伝えてくれる温度計です。
釉薬に近い物質で作ってある物で(多分)、
斜め前に傾けて立てます。
そして、窯内で1230度に達してきたら
立ててあるゼーゲルコーンが
さらに前のめりに倒れてきて、
ぐにゃん。となったら、
その温度に十分達したよ!と分かる、
大変に優れたもの。
我々、還元・御本手の焼成には欠かせません。
もちろん、温度計も同時に使いますが、
温度計はその瞬間の温度を指し示す物として
受け止めていて、窯内の雰囲気は
ゼーゲルさーん!とお呼びがかかります。
登り窯などのムラが発生する窯なら直の事、
窯の左右で(朝日焼では、東西で表します)
温度が50度違うなんてこともあります。
そこで、窯のアチコチに置いてある
ゼーゲルコーンもみて判断するのです。
なんとなくお分かりいただけました?
登り窯前に立てるよというお話でした。
今日のお天気で、桜の開花が進むすでしょう。
その様子はまた明日。
それでは、明日またお会いしましょう。
Please stay healthy and stay safe.
作陶館note
ゼーゲルコーン|朝日焼作陶館 asahisakuto|note
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