京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お伊勢参り

2024-03-30 15:44:25 | お出かけ
こんにちは。
今日はお伊勢参りに行ってきたお話です。

お出かけ話です。
お伊勢さんに訪れるのは今回で。。2回目?
20年ぶりぐらいかもしれません。

まず最初のミッションは、
朝の早起き(そこからかい)笑)
子供達への朝ごはんと昼ご飯の準備が
ありますからね。
そして、近畿圏外から来ている
友人たちとの待ち合わせ。
コレが緊張するのです。
何せ、私も怪しいもんで・・(笑
(方向音痴ではないのですが、
待ち合わせ場所を間違えて、
そこで「もうついてるで~」と、
どや顔で待ってたりするのです、、)

しかし、無事に全員近鉄鶴橋駅で合流。


ココで無事合流できただけで、
ミッションを完了した気分。

そして、大阪の友人が特急券を
WEBで取ってくれていたので、
後は来た特急電車に乗り込むだけ。
(この時点で、今回の伊勢参りの
コーディネートしてくれている友人は、
疲れ果てていました(すまない))

電車は一路走ります。


大和八木から伊勢市に近づくまで、
雨から、みぞれ、アラレ、と変化しつつ
何かしらが降っておりました。
あれ?私何か特別な事した??
(確かにわたくし、強度の雨女ですがね!)

そして、伊勢市駅からはJR。
ここで、トラブル発生!
何と、強風の影響でJRが止まっているとのこと。
まぁ、大人5人での移動だったので、
タクシーを使っちゃいました。

お昼を先にとって、
それからお参りに行こうという事になり
人気店に着。

途中、タクシーのおじさんが、
「この川、五十鈴川なんだよ~」と、
かなり川幅の広い川を示してくれました。
マジかよ?となるほどの広さ。
神域に入る時に渡る橋から見るのと同じ川
とは思えない広さ。
距離もそんなに遠くないのに、
一気に川幅が広がるようです。


あ~っと、
今日は結構な文字数になりましたので、
この辺で。
(まだお伊勢さんについていないという)

最後に、ご飯の写真を載せて終わりますね。
友人がおいしそうな伊勢海老定食を頼んだので
それを・・

(私?私は、松坂牛肉のハンバーク~。
それはまた今度にね~

立派!
また明日!
Please stay healthy and stay safe.
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フリークラスの女の子

2024-03-29 15:33:59 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、関東から年に数回、
日をまとめて体験に来てくださる
女の子のお話です。


彼女は、以前にもブログに登場したことが
あるかもしれません。

最初は普通のひねりをしていましたが、
香港で習っていた華道(?)を
日本でも頑張っていて、一年に一度だったか、
展示会があるので、そのための花生けを
作ったりしていますので、書いた気がします。

今回は、なんだかビローンと長い
板のような物を作っていました。


どうなるん?

彼女の出来上がり想像を、
言葉で聞いたので、思い出してみますね。
「コレが斜めに立ち上がって、
花を斜めから差し込むようになり、
すこし表面に水があるような感じの
花器を作りたい」的な事を、
一生懸命話してくれていたはずです。

なので、彼女が写っている写真の、
器の近くに転がっている棒状のもの、
あれらで支えて立たせる予定だったはず。

ただ、朝日焼の土はとても柔らかいので、
あの大きさのものを半端に立たせるのは、
フリークラスの予約で、
午前午後に来て、5回来ても、
ちゃんと出来上がるかどうかの保証が難しい。
割れちゃう確率もありますし、
何より彼女が希望する形になりにくい
などなど。。困難が立ちはだかると思います。

結局は、ペタンと寝かす形に変更になり、
花を入れる部分を別作りしていた気がしますが、
これに懲りずにまたチャレンジしてくれると
嬉しいです。

フリークラスの予約の後半は、
ロクロでカップを数点作る作業。
日ごろお世話になっている人々に
出来上がり作品を送っておられます。


そのうち、どんな花の生け方なのか、
写真を見せてもらい、
どんな形の器がいいのか、
一緒に悩んでみたいと思います。
(日本の華道の花生は、大きくて
派手なのか、シンプルなのか
絶妙にわからない作りなので、
(私には)難しいです。)

そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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甲冑(かっちゅう)屋さん

2024-03-28 15:28:28 | お出かけ
こんにちは。
今日は、心荒ぶれる陶芸のお話から離れ、
とある場所にある、
甲冑を作っている所を訪れたので
そのお話をいたします。

この工房でつくられる甲冑は、
胸当てやカブトなどを鉄板
(何の素材かは分かりませんでした)
から形作り、組み紐も編み、
装飾などをして販売しているようです。

甲冑展示室には大河ドラマのポスターが
やたらと貼ってあったので、
そちらの需要もあるんだなーと、
作っている作業場は興味津々でしたが、
ポスターの感想は、「すげぇ」と、
薄っぺらい事を思っておりました。
(いつもの事でしたね)


ぼさー


とんがりー


ぼはー!

いやごめんなさい。
誰がつけていたかという案内板が、
丁寧に足元に置かれてありましたが、
一体も覚えていないという・・。


おわん!
(陶器屋的な発言(??)笑)


はしご!

ここら辺でやめとかないと、
時代劇ファンに怒られますね。まじで。

総大将って、目立たないとダメだけれども、
あれだけ大きな装飾がついていたら
何かあった時は命をつなげるために
逃げられないじゃんね?

そもそも逃げるのは卑怯だと思われているけれども、
その後の戦をつなげるためには、
総大将の命をつなげるのも
大事だと思ってしまいます
あ。影武者かな?現地にいるのって?
(そろそろ本気で怒られるわ)

殿さまが乗る
御駕籠も展示してありました。

狭いです。

あんな窮屈な所に入り、
前後左右にゆったり揺られるなんて、
遊園地の船型絶叫マシンより辛そう・・
三半規管が達者じゃないと
偉い人にはなれません。

あ~、オチがないお話なので、
この辺で終わっておきますね。
面白かったです。甲冑屋さん。
皆様も遠出した時は寄ってみて下さい。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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御本手窯出し(ごほんてかまだし)

2024-03-27 15:50:30 | 作陶館日記
こんにちは。
荒ぶっておりますワタクシです(笑)
今日で終わると思いますので、
しばしお付き合いを。

今日は、窯出しをしました。

朝一に扉を開けて色をチェック。

あの、小さくて沢山あるやつも、
隙間という隙間に忍び込こませて、
焼きましたよ~。(マジに大変でした)

コレね。


無事、綺麗に焼きあがったようです。
ちっ。(オイ。笑)


窯の扉を開けて一番に眼に入った
美しい色の小さい奴。


んだよ~。美しいじゃんよ~。

いや、綺麗に焼きあがってくれなくちゃ、
棚の高さを、互い違いにしつつ、
炎の巡りが効率よくなるように苦心して詰めた
甲斐がないっていう事になるので、
綺麗に焼けてよかった~っと、
胸をなでおろしているのですが、、


右を見ても

左を見ても美しい御本手。

ざまあみろ。
(なにが!?何に対して~~~?)

どうも、荒ぶる心が静まらずに
あさっての方向に進みだしているようです。
ここは、美しい御本手が焼けたことに安堵し、
ドーナツでも食べて、
気持ちをリセットしましょうかね。
新人ちゃんにも『荒ぶっていません?』と
苦笑顔で心配されておりますから(笑)

そんなところで、
釉薬かけ(その前の散り払いから)、
窯詰め、窯出しまでのガラの悪いワタクシは
一旦、封印。
明日からは、通常の作陶の様子や、
工場の話題もチラホラ、
ジンダイアケボノの桜も開花しだしているので
その話題をお届致します。

おたのしみに。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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窯詰め

2024-03-26 16:21:47 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、強い雨が時折降る、春の嵐です。
強風が続くと窯が焚きづらいんだよなぁ・・
煙突から風が吹き込んで、
還元や酸化に転じるのが
不安定になるんですよね~。

そんなことは置いておいて、
今日の話題は窯詰めです。


昨日、作陶の釉薬かけに時間を割いたら、
自分の仕事が遅くまでかかり、
どないやねんと愚痴をかきましたが、
その例のブツの窯詰めです。


見て~。こんなにあるねん。


小さいお猪口かな?

誰やねん、こんなに作ったん。
釉薬掛けも、詰めるのも大変やんけ。
おお~っと。
一夜明けて機嫌がよくなってるかと思いきや、
まだぶつくさ言うております(笑)
昨日よりガラも悪くなっている・・?笑

ちゃうねん、今日は、
窯詰めの工夫をお伝えしたいんですねん。


高さがまちまちな棚組。

つく(棚板を支える棒)をよく見てください。
高さがまちまちです。
指で示しているのは6センチの高さ、
その奥の棚は11センチで組んでおります。
逆に、一段下は手前が高く、奥が低い。

普段は、面イチ(つらいち)で組むのですが、
今回はバラバラ。
炎を効率よく窯内を駆け巡らせようと思うと、
同じ高さで同じように詰めるほうが良い。
しかし、時にはお皿がこれでもかと
沢山あったりする時もあるわけで、
そんな時は、途中で低い棚を一段分組みます。

今回は、同じ皿だけで面イチにするのではなく、
体験日が遠い器から順に窯に詰めていったので、
ワザと一区切りつくところで、お皿の棚を組み、
次の棚からはまた茶碗などで高い棚を組むという
変化棚ぐみをした次第であります。
(どやぁ~・・)(オイ笑)

ちぐはぐな棚組のおかげで
吉と出るか、凶と出るか・・
明日までわかんない!(博打~w


上手くいきますように~。
(ツクで高さを合わせて、
棚ぐみを面イチにします)

明日、どんな窯だったかご報告しますね。
コレで色が悪かったら
散々文句言うてるのが、借りてきた猫のように
大人しくなるかもしれません。

トイレの手をふくペーパーも、
”あすくる”で届いたら、
別品型を注文していたらしく、
ペーパーホルダーにギチギチやったという。
Ahoはお前やがなというオチつき。

「明日窯出ししようか?」とたずねられ、
ちんたら出されるのも困るので
(すぐに還元の窯詰めが控えているので)
「別に、いりませんけれども?」と
偉そうに断ったけれども、
明日の窯に詰める湯飲みの釉薬かけが
終わりそうにないので、ちょっと
ひ―んって、泣いていたりもして。

詰めの甘いワタクシでありました。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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