京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

楽美術館鑑賞会&源氏香体験

2013-08-29 15:01:09 | 作陶館日記
作陶館スタッフの鈴木です。
先日、南船場と宇治教室の皆さんと「残暑の遠足」に行ってきました。
地下鉄今出川駅に集合し、歩いてまずは楽美術館へ…


展示品の鑑賞の前にDVDでちょっとお勉強…

貴重な映像を見せていただきました。

展示室には初代の長次郎から十五代現ご当主の楽吉左衛門さん
の作品まで歴代の楽茶碗が展示されていました。
展示室内には楽茶碗の焼成の際に実際に用いられる「ふいご」
も展示されています。
楽茶碗は備長炭で茶碗を1個づつ焼いているようで、ふいごの風
で炭の火力を調整します。

美術館内では写真が撮れないのでふいごはこんなカンジ…

童謡「村の鍛冶屋」の歌詞(♪ふいごの風さえ息をもつーかーず)
ですね。
ふいごは実際に触らせていただきました。


その後歩いて「山田松香木店」(やまだまつこうぼくてん)さん
へ移動。


こちらで源氏香体験をさせていただきました。
源氏香とは連客が5つの香炉を準番に回して香を聞き5回聞いた
内、何番目と何番目が同じ種類かを当てる古来のゲームです。
「記紙」と呼ばれる回答用紙に答えを書きます。
こちらもブログ、SNSなど写真を掲載出来ないので、またまた
私の幼稚な絵で…(笑)

記紙には体験者の下の名前を表めんに書いて内側に答えを書きます。
源氏香の図は5本の縦線が入っていて同じ香だと思った物を右から横線で繋ぎます。
私は2番目と3番目と4番目が同じ香だと思ったので「関屋」を選びました。
正解は…「蛍」でした。
つまり2番目と4番目と5番目が同じ香だった事になります。
20名の参加者の内、正解者は1名でした。Oさん、おめでとうございます。

下は参加者20名の内、10名の記録です。

正直、5回聞くと鼻が訳わからなくなりますね(笑)


今回の楽美術館見学と聞香体験、参加者の皆さん、お喜びいただきましたでしょうか?
又、定期的に内容を変えて校外学習を開催する予定ですので今回、見送られた方もご
参加下さい。

お待ちしております。







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