京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

還元窯出し(かんげんかまだし)

2023-05-12 16:04:20 | 作陶館日記
こんにちは。
皆様元気に頑張っていますか~!?
頑張ってるよっ!!!と、
カラ元気出でもいい、返事しときましょ。
そのうちそれが真になるかも。ね?

さて、本題。
還元作品の窯出しです。

一番上の棚に
何やら不穏な物が(笑)
一番上の棚、何やら
黒くてツンツンしたものが見えます。


なんじゃこりゃ!
多分、入り口わきなどにそっと置いておく、
もしくは床の間に置く置物か、
何処かに花を活けられる花器・・
なんじゃないかな~?
(真相を聞くのを忘れました。)

近づいてみると、色々な色が点々と。
覗きこんだ宇宙のような・・?

確か、コレを作っている
フリークラスの彼は、
茶道でも、中国茶芸をやっていたハズ。
(中国茶を入れるお作法を「茶芸」という)
中国茶は、奥が深い道だと思います。
日本も、お茶の産地によって、
味も名前も異なるお茶があるように、
中国茶も産地が沢山あり、
お茶自体の種類も大きく分けて6種類あり、
まずは、お茶の香りを楽しむところから
始まりますからね。
貧乏になってしまった青年が、最後まで
これだけは売れないと、先祖代々伝わる
茶器(急須)を大事に持っていた。。とか、
茶芸に熱を上げ過ぎて身代をつぶした
ドラ息子の話が中国の昔話?
教訓話?にあったはずです。
それだけ奥が深い世界なんですね~。

中国茶、香りがイイのですよね~。
一時、「岩茶(がんちゃ)」にはまって、
色々少量ずつ買っては楽しんでいました。
はっ!お茶の話ではありませんでした。

窯出しです。

カキの貝殻は、
茶杯に見立てていたハズ。
凄い発想ですよね。
貝殻の形を茶杯に見立て、
それ以外の道具も海産物で固めていく。

作る物を、海産物しばりにしたとしても、
四季を通じて旬のものがありますから、
使うお道具(海産物)で、茶会の中で
皆さん盛り上がりそうですよね。

その他は行っていた作品は


教室のテーマの花生け。


このけは、青竹をスパンと切って、
ヨコに寝かせて、吊り下げて使うもの・・
に見立ててあります。
縦に置いて入れる花生けもありますが、
それはよく良く乾いて茶色になって、
どっしりとしたものが多く、
冬に使う方が多いかな。
青竹は、初夏や夏の盛りに
使う事が多いと思います。

青い色や、釣ってある、水が少し見える
等々を見て、涼を感じ取って頂くものなので、
青く、そして吊り下げるものが多いです。
・・と思って確認の為、調べてみたら、
「駕籠」の花生けばかり出てきて。。
分からなくなってきました(笑)
(それはそれで、涼しげではありました)
分かり次第追記しますね。多分・・。

後は、ヒョウタンを半分に切って
足を付けた向附け(むこうずけ)

(向附け・・茶時における
懐石料理の最初に出される膳の、
料理とそこに盛られた料理の事を言います。
膳の手前左側が飯碗で、その右側には汁椀、
その向こう側に置かれる器という意味で、
季節の刺身とか和え物などを盛ります。)

ご飯とお汁の向こう側に置かれるから
着いた名前です。(ざっくり説明~)

今日は脱線が多くて・・(笑
涼しいような色を持つ器も、
いっしょの窯にはいっていましたよ。
という話でよかったんだっけ?
変わった物が入っていたよだったっけ?

窯出し、何が出てくるか
分からない時もあるので楽しいyo!
という事にしておきます。
(まとまらなかった~)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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