ある作陶家の話を聞いていた時、「自分の気に入った茶碗は、100個作ったうちに ひとつ あればよいほうです。」と語っているのを聞いて ハッ とした。
茶碗を作る苦労に比べれば、写真を100枚撮つすことなど、感動した被写体を見つけさえすれば、さほど難しいことではない。
にもかかわらず、蜘蛛の巣の写真が、もう1000枚を超えましたなどと、以前書いたことがあるのを思い出し、恥ずかしくなった。
1000枚撮つしたって、100に一つならば、高々、10枚じゃない!
見るたびに異なる姿・形を見せてくれて当たり前。同じように見えてもどこかが必ず、異なっているはず!
今日取り上げた写真が、蜘蛛の巣だなんて思えますか?
これも、100に一つの写真なのかな?
この時以来、2度と撮影出来ていません。