今日の英語のレッスンは先生がお休みだった為3日振りにいつものセルビアの先生でした。
大抵(他の先生も)、
「元気ですか?」
「今日のお天気は?」
「今日は何をしましたか?」
・・・という質問から始まります。
久し振りでしたので、先生ともこの質問から始まりました。
今日の岡山は一日雨でしたが、セルビアは昨日が一日雨だったようです。
今日は一日本を読んで過ごしたと話したところ、「どんな本を読みましたか?」と聞かれたので、「輪廻転生の秘密」を読んでいることを話しました。
また、先生の研究分野の「日本宗教史」もとても面白いことを伝えると買うと言われていました。
セルビア語でも出版されているのですからすごいです。
その後、話が続いたのは「輪廻転生」についてでした。
まず、輪廻転生を英語で何て言うのかわからなかったので尋ねると調べて下さいましたが、後で調べてみると輪廻、転生、輪廻転生と全部違います。
そんな中で「Metempsychosis」というのが一番近いのかなと思っています。(あとで先生も調べて下さってこの言葉だとレッスンノートに書いて下さっていました)
先生が「輪廻転生」を信じているか聞かれたので「多分、そうだと思う」と答えたら、先生も同じ答えだったのでびっくり
先生はボーンクリスチャンで、私は20歳の時に受洗。
でも、段々と考えが変わってきました。
一番変わったのは6年前に交通事故に遭ってからですが、先生は大学で仏教を学んで変わられたようです。
解脱と悟りの話も出て、同じことかと聞かれました。
多分違うと思うと、思っていることを悪戦苦闘しながら何とか伝えようと頑張りました。
先生が日本語が話せるのでかなり助かります。
真我、普遍意識、キリスト意識、宇宙意識も?言い方はいろいろですが、同じことを言っています。
この話も出ましたが、このあたりはもう訳わかめ状態
いずれにしても道はいろいろありますが、頂上はひとつということは伝わったように思います。
瞑想に関しては先生もかなりご興味がおありみたいでした。
いつからしているか何回か聞かれました。
また何故、輪廻転生の輪から逃れたいのかも聞かれましたので、今生があまりに苦しかったからと答えました。
また、幼い頃から「神に到るまで真の平安はない」つまり、外界に平安はないこと、内在する神の中にこそ平安があるのでそれを求め続けてきたこともお話しました。
先生は滅茶苦茶なたどたどしい英語で話す私に、話が理解出来たこと、また同感だとおっしゃって下さいました。
最後に自分は無理だけれど(努力していないからだそうです)、私はがんばっているから是非念願を果たしてほしいとおっしゃって下さいました。
私もまだまだ足りないと伝えましたら「何が足りない」
人類愛や隣人愛、忍耐、努力が足りない
でも、本当は多分、思考や過去の記憶などの邪魔な幻想が消えた時、つまり、心が無になった時でしょうか。
普遍意識は自ら顕現するのでしょう。
先週観た〝NHK日曜美術館″で(昨夜も再放送を少し観ましたが)、最近見つかった白隠禅師の「慧可断臂図」を披露していましたが、示唆に富んだ絵のようです。
仏陀も厳しい修行で悟れるものではないことを話されています。
でも、やはり、返って邪魔にもなりかねないですが(執着し過ぎて)、熱情は必要だと思います。
英語での日常会話もままならない私ですが(日本語からしてまず怪しい。。。)、こうして異文化の方と話が出来るのはとても楽しいです。
英語も楽しくがんばろうと思います