1人あたりGDPの国際比較。日本の衰退。
少子超高齢人口減の中ではあたりまえのこと。
勿論分子であるGDPが人口動態以上に増える施策も重要だが、前提を理解しないと勘違いする。
何故この比較を用いて「日本は・・・」とまことしやかに一律のニュースが流れるのか。
メディアがこたつ記事で連鎖していることの現れ。本当に情けない。
人口動態はもちろん(高齢化で働いていない人が増えているのだから当たり前)のこと
みかけの労働人口比率は高くとも役職定年(というか高齢者の一律報酬減額)や
パートやバイトの103万円の壁、子育て支援、年金改革、困窮家庭への対応・・・全てが絡まっていることを理解すべきだ。
確かにいまの日本は負け続けているが、ここで大事な事はどこが負けているかを学ぶこと。
若い人の起業熱やグローバルでの活躍など全部が悪いわけではない。全部一律に悪いなんてこてとはない。
要因をしっかり把握し、反省すべきは反省し、良い部分は伸ばしていく・・そういう良い部分をメディアが見抜けないことが問題。
そうして結局は国民も誤った(正しくない)認識を持ってしまう。
私にできること、周りの方々に発信していきたい。