最近感じるのがみんな下の人に厳しすぎませんか?ということ。
弊社でいえば会社の風土として、私自身のスタッフに対する厳しさが伝播している部分も
大きいでしょうし、「子は親の鏡」として私は大いに反省しています。
しかしながら創業社長の私が皆に厳しくする(よく人をホメないと指摘されます)
のは将来の会社を見据えたときに、今ほめるよりもより大きな成功を掴んで
もらいたい、自立してもらいたいという信念があります。
そして創業社長故に上司から厳しくされたこともありません。
すべての仕事を自ら考え自らやり方を切り開いてきました。
スタッフの人は違います。初めに誰かに仕事を教えてもらい、時には厳しくされながら
少しづつ仕事を覚えていったのだと思います。
逆にいうとその過程をたどった人ほど、実は人を育てられるはずなのだと思います。
自分がどうであったか思い出し、どれだけ仕事ができなかったのか、今できているか。
嬉しかったこと、悲しかったこと。そういうことを思い出しながら下の人に接してもらいたいと思います。
それらを踏まえた厳しさであれば、それはコーチングそのものでしょう。
自らのことを「棚上げ」して接するのではなく、経験を「棚卸し」しながら接していく。
そういう風土の会社になればいいなと感じています。