素直さと頑固。
相反するように思えますが
どちらがかけてもいけないと思います。
受け入れる素直さと貫く意志の固さ。
すごく大切なことだと思います。
スーパーマーケットの食品売上が16ヶ月ぶりに前年を上回り
外食もファミリーレストラン、焼肉、寿司などが業績を伸ばしています。
アベノミクス効果(=景気回復への期待感)がでていると感じます。
ただいつもセミナーなどで申し上げていますが
トリレンマ真っ只中の日本で「横並び成長」はありえません。
*グローバル企業除く。内需限定での話です。
一律の市場規模拡大はありえない。市場は創り出すか奪うかであり
業態間競争から企業間競争へシフト。
より勝つ企業と一方的に負ける企業がはっきりするということです。
長引くデフレで独自化のための努力をしてきた企業のみが勝ち残る。
今の全体浮揚感が幻であり、企業間の格差が明確になるはずです。
我々がご提案させていただく得意先様が勝ち組でいただけるように
不断の努力を継続し、あらたな価値を提供することでしか
我々も存在し得ない時代だと改めて強く認識しているこの頃です。
ここ何年かの会社での出来事から「自分一人では何もできない」ことを学び
権限委譲も含め行動してきました。また適切な人をバスに載せるべく
外部も含め採用強化、そして会社の将来像を明確に伝えることで意思統一を
はかってきたつもりでした。でも所詮つもりでしかなかったと感じています。
結局自身の考えを強く伝えてしまうことで自分の思いどうりにさせたかったの
だと反省しています。
この会社の底上げは「個の実力UP」だと感じています。その為には
TOPダウンできた過去を捨て、全体のボトムアップを最優先にします。
そのために「ほめる」「フォロー」「認める」「任せる」自分の弱い部分を徹底的に
意識していきます。会社の転換期です。
ここで突破できるかできないかでこの会社の将来が決まります。
自分自身が変わらずして、皆さんに言えることはないと思います。
まず自らがこの転換期に実践をしていきたいと思います。
この激動の時代を勝ち抜くには相当な覚悟が必要だと日々感じています。
顧客からの要望もレベルUPして、更に先の見えない時代。厳しさは増しています。
一流の会社(私の定義は独自に社会に貢献し、相応の対価をいただける)にする!
その覚悟の中でどうしても周りへの要求が高くなり
周りの感覚と自分の覚悟との「壁」が様々な形で顕在化しています。
ただその「壁」を乗り越えた先にきっと新たな世界が開けると確信しています。
アットテーブルはただ生き残るために壁をのりこえるのではなく
高い目標を成し遂げるため、大きな成果を得るために壁を乗り越えるチームで
ありたいと思います。
高い壁があるならその大きさにあきらめ下を向くのではなく
どうしたら乗り越えることができるかを必死で考えるポジティブなチームでありたい。
もっというとみんなの力を結集して、みんなで乗り越えることを考えられるチーム、
その土台として個人が力を持ち、お互いが尊重し合えるチームでありたい。
理想論かもしれない。
でもニッチな市場で勝負するチームだからこそ、そうでありたい。
自分が率先して変わらなくてはならない。全然自分の成長が追いついていない。
毎日湧き出る課題や不安に晒されながらも、進んでしくしか道はない。