先週の金曜日の日経MJにおける柳井氏と原田氏の対談は読み応えがありました。
特にヒット商品にかかわる部分で原田氏が
「アンケートをとるとヘルシーだとかオーガニックとか要望があがってくる。しかし売れない」
「だが(ハイカロリーの)クオーターパウンダーが売れる」
日々消費者アンケートを活用している我々はすごくわかります。
消費者アンケートは大変参考になりますが、鵜呑みにしてはいけないということです。
自らの環境によくあてはめて検証することが必要です。
その結果からコンセプトを自らが描き、仮説をたて、情熱をもって実現する。
そのことが必要なのだと改めて感じました。
別番組ですが、秋元康さんもヒットを生み出すには
「流行っているものの反対側にその芽はある」と発言されていました。
繰り返します。アンケートは参考資料。そこから何かを感じ、自らのセンスで
仮説をつくりし、情熱をもって実現する。そのことが大事だと強く思います。