このままで最高のスイーツ。
昨日早朝より白州へ向かい、アットテーブル卒業生のKさんを訪問してきました。
Kさんは現在農業を営んでいます。今年、農業大学校を卒業し白州でひとりで農業に挑戦しています。
アットテーブル在籍時の「なんとしてもやりとげる姿勢」を思い出しながら一人車で向かいました。
小嶋さんが出荷する道の駅で待ち合わせし、Kさん登場。完全に農家スタイル!!
軽トラに載せていただき畑へ・・・。納屋やトラクター。本物の農家です。
新規参入者はやはり地元の目が厳しく、最初は畑も貸してもらえず、役所の支援もままならず
八方ふさがりの中でもとにかく前を向き、ようやく借りれた畑は言葉悪いけど誰も手を付けないような畑。
それでも一生懸命開墾していたところ、その姿を見た地元の人が畑を貸してくれるようになったとのこと。
新規参入組に畑を貸してもすぐあきらめて夜逃げする人も多いそうです。きっと人間を見ているのでしょう。
ただ貸していただけるといっても放棄地がほとんどなので開墾し、その上畑が点在するので倍の労力がかかります。
また今年は台風で被害が多大に出たそうです。また何をするにも農業備品などイチイチお金がかかるそうです。
事前にイメージしていた役所の就農支援でお金も情報も人も支援してくれるイメージは全くなく「サバイバル」とすら思いました。
これも気軽に農業に挑戦し、簡単にあきらめていく人たちの功罪とのこと。あこがれだけではとても務まらない世界だと実感しました。
たった1人で自然相手に奮闘するKさんの姿勢に感銘を受けました。アットテーブルでできることをしたいと心から思いました。
ここでは書きませんがKさんと色々なコラボを検討していきます!
そんな厳しい仕事に日々奮闘するKさんのつくる野菜は無農薬野菜。愛情がたっぷりつまった野菜。
努力の甲斐があり、少しづつ大手小売りさんや地元レストランで取り扱ってもらうようになったそうです。
沢山のお土産をいただきました。なすにカボチャ、さつまいも、かぶ・・・・シールもセンスいい!
またKさんの栽培したものではありませんが精米したての新米30K!もお土産にいただきました。
早速家に帰って奥さんに調理してもらいました。
Kさんの愛情たっぷりの野菜は新鮮かつ、食べた時に体がリフレッシュするような力がありました。
おひたし、あえもの、マーボナス、カブのクリーム煮。炊き立ての新米。
子供たちもめずらしくおかわりをしていました。
Kさんの顔や畑の様子、伺った話それらを話しながら家族でいただく食事は幸せな食卓そのもの。
私が提案したいことはまさにこのこと。Kさんに感謝し、これからの事業に邁進したいと思います。
私がよく使う言葉に「挑戦」があります。
最近みんなと話しているとこの言葉の意味が様々な捉え方をされていると感じます。
私の考えは・・・「挑戦」とは各個人が決めて行うことで、その成果も自らの気持ちで決めるもの。
だから人に決められる事ではないし、強制されるものでもない。
そしてそれはライフスタイルとも関係ないもの。
大それたことをしなくてはならないとか決して思っていない。
私が伝えたいのは今の環境は「挑戦」しやすい環境ではないか、ということ。
自分で決めたことをできる環境。挑戦したくてもできない人が多い時代、この環境を活かしてほしいという思い。
もちろん今の仕事の兼ね合いはあります。だから挑戦についてみんなと対話をしたい。
挑戦は各個人が決めるもの。中身を決めるのも、やるもやらぬも自分次第。
ただ挑戦したきた経験から、そのプロセスには価値があると信じている。
だからみんなに伝えたい。自分で決めて挑戦しよう。