海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

キャンプ・シュワブにおける遺骨収集について

2015-08-05 23:55:43 | 米軍・自衛隊・基地問題

 5日は午後から、「新基地問題を考える辺野古有志の会」と「ティダの会」で名護市役所を訪ね、〈キャンプ・シュワブにおける終戦直後収容所内死亡者埋葬地の発見と戦後処理(遺骨収集)について、名護市が平成27年度沖縄県追加事業として求める〉申し入れを行った。親川敬副市長が対応した。

 厚生労働省は今年度の遺骨収集事業をキャンプ・ハンセンで行っている。ところが、キャンプ・シュワブは同事業の対象となっていない。現在のキャンプ・シュワブは沖縄戦の際、大浦崎収容所が設置され、マラリアや栄養失調などで死亡した人を収容所内で埋葬したといわれる。まだ収集されない遺骨もあると考えられ、早急の対処が必要となっている。

 キャンプ・ハンセンが対象となる一方でキャンプ・シュワブがはずされたのはなぜか、という疑問もあるが、まずはキャンプ・シュワブでも遺骨収集の取り組みをすすめるよう、名護市も厚労省や県にはたらきかけてほしい、ということで今日の申し入れとなった。親川副市長も必要性を感じているようだったので、積極的に取り組んでもらいたい。

 5日はほかに部屋で仕事をしたり、実家の台風対策や裏庭の草刈り、清掃、パパヤーやビワの木の植え替えなどを行った。草木を相手に夜の9時頃まで作業をしても間に合わないほどやるべきことは多い。


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