海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ブーゲンビリア

2009-10-06 23:57:24 | 生活・文化
 今帰仁の実家ではブーゲンビリアが満開になっている。壁の一部に這わせてあるのだが、父が植えてから30年くらいになるだろうか。生命力の強い木で、枝を切って簡単に挿し木ができるし、幹を切って丸太ん棒の状態で地面に植えても根付く。もっともこれは沖縄での話。
 沖縄では一年中枝が伸びるので、刺のある枝を定期的に選定する作業は大変なもの。安易に壁や屋根に這わせるものではない。以前はこの紫のブーゲンビリアが多かったが、最近は色んな色のブーゲンビリアが販売されて普及している。実家には鉢植えにして盆栽仕立てにしたものもある。



 花に見える紫の部分は実は包で、真ん中の小さな白い部分が萼。今日は昼間は青空も見えたのだが、夜になって台風18号の影響で風雨が強くなってきた。沖縄では桜の葉が散って、オオシマセミが鳴いている。日中はまだ30度を超すが、沖縄にも秋は近づいている。
 

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