8日(金)は午後3時5分頃、大浦湾の様子を見に行った。まだランプウェイ台船やガット船の姿はなく、午後3時を回っていたせいか、民間の警備船や漁民の警戒船も引き揚げたようだった。
午後4時28分頃、CH-543E大型輸送ヘリが5機編隊で、大浦湾上空を飛行していた。辺野古の集落上空は爆音がうるさかっただろう。
普天間から辺野古に基地を移せば、米軍のヘリやオスプレイは海の上ばかりをとんているかのように沖縄防衛局は言うが、大嘘である。キャンプ・シュワブやキャンプ・ハンセンにあるヘリパッドを使い、陸上部隊と連携した訓練をしないと、実戦に役立たないのだ。
午後5時18分頃、羽地内海の様子を見に行った。大浦湾で土砂を陸揚げするランプウェイ台船のうち、屋部5号は残っていたが、屋部3号は姿を消していた。
明日9日は土曜日で週末だが、もし大浦湾にランプウェイ台船が姿を見せれば、週明けの11日以降に工事が再開される可能性がある。
沖縄県は5月に入って、新型コロナウィルスの新たな感染者が出ていない。沖縄防衛局は沖縄県民の命や安全など大した問題とは考えていない。平然と犠牲を強要するのが彼らのやり口であり、感染者が出ていないから、と工事を強行しかねない。よく注意して動きを見たい。
沖縄はユリの季節だ。本来なら、来週はユリを見ながら5・15平和行進を歩いているはずなのだが、今年は新型コロナウィルスのため行進と県民大会が中止となった。
75年前も、戦火の中でヤンバルの野山にはユリが咲いていたのだろう。沖縄はもうすぐスーマンボースー(梅雨)に入る。