海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

名護署での激励・抗議行動

2016-12-01 23:55:46 | 米軍・自衛隊・基地問題

 12月に入った。1日は朝から雨が降り、森の中での行動はH地区の状況を簡単に確認するにとどまった。所用があり午前中で高江を引き上げたが、夕方からは名護署に行き、不当勾留されている仲間への激励と、政府・警察権力への抗議行動に参加した。

 辺野古・高江の行動の現場で中心となっているメンバーが拘束されれば、当然、様々な影響が出る。沖縄の反戦・反基地運動を潰すために、かつてない攻撃が加えられている。特にこの間、現場をけん引してきたリーダーに対しては、現場から引き離すだけでなく、その社会的生命さえ抹殺しようという、政府権力者のどす黒い意思を感じる。

 だが、沖縄の反戦・反基地運動は生活次元から発している。目の前に軍事基地があり、事件・事故が多発する中で、やらざるを得ないからやっているのだ。イデオロギーは弾圧に屈することがあっても、生活は屈することができない。黙っていたら、いつ自分の家族や親戚、友人、知人が被害にあうか分からない。

 ヘリパッドの年内完成という虚構を演出するため、高江・安波で抗議する者への弾圧はさらに強化されていくだろう。注意し、かつひるむことなく、抗議行動を展開していきましょう。

 


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