海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

焼香と祈り 3

2009-06-16 01:45:05 | 2009年 南洋群島慰霊墓参団
 子や孫と一緒に参加している遺族もあった。
 沖縄各地にある慰霊の塔の前で行われていた慰霊祭も、戦後60年の年を最後に公式の催しを終えたのが少なくない。沖縄においてさえそうなのだ。戦争体験のない世代が、それを受け継いでいけるのか。南洋群島帰還者会が抱えている問題は、言うまでもなくすべての遺族(会)が抱えている問題である。
 一週間後には、64年目の「6・23沖縄戦慰霊の日」を迎える。

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