海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

砂利搬入とリーダー逮捕に強く抗議を!

2016-10-17 23:45:54 | 米軍・自衛隊・基地問題

https://www.youtube.com/watch?v=gExFr2lH_Ig&feature=youtu.be

 17日はN1表ゲートから入る砂利を積んだダンプカーに対する抗議行動が、牛前7時半から取り組まれた。水曜・土曜の大行動日以外にもN1表ゲートでの座り込みを強化しようと、75名余の市民が座り込みに参加し、強制排除する機動隊に非暴力の抵抗を続けた。

 過重積載や番号の不表示など、砂利を運んでいる北勝建設のダンプカーの違法行為が告発されている。

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-376126.html

 北勝建設も新聞沙汰になってまずいと思ったらしく、先週末に番号を書いたようだ。汚れた上からペンキを塗ったものや、手書きで番号を書いたものなど、いかにも慌てて対処しました、という姿勢が見える。慌てすぎたのか漢字を知らなかったのか、沖縄の縄という字を間違えている。

 こうやって対処したこと自体が、それまでの違法性を自覚していたということだ。砂利の運送ではいつも警察車両が先導しているのだが、警察もまた違法行為を黙認してきたということだ。まさにヘリパッド建設を進めるため、業者と警察が癒着していることを示している。

 違法行為は番号の不表示だけでない。助手席の足元の窓に視界を遮るスクリーンなどを張っているダンプカーも多い。毎日10台以上のダンプカーの車列がN1表ゲートに入っていくが、警察が注意するのを見たことがない。抗議する市民の車両にはなんくせをつけるくせに、ヘリパッド建設業者は見て見ぬふりか。

 夕方から、リーダーが逮捕されたことに抗議して名護署前で集会が開かれた。刑特法や威力業務妨害で逮捕できないから、別の口実を探していたのだろう。弾圧に屈せず、運動を後退させないためにも、多くの人が高江に駆けつけてほしい。名護署に留置されている仲間2人も、何よりそれを望んでいるだろう。

 


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