海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

冬の花

2009-12-31 17:23:35 | 生活・文化
 この季節に野山で目立つ花といえばツワブキの花だろうか。沖縄では地域で呼び名が違うのだが、仲宗根ではスパンプと呼んでいる。
 私の父は運天港の港湾事務所で働いていたのだが、鹿児島から貨物船が港に入ってくると、船員が食用にスパンプを採っていると話していたのを思い出す。



 実家の庭にもあちこちにスパンプの花が咲いている。種は綿毛で飛んで広がり繁殖力旺盛で、適当な場所以外は除去している。



 裏庭に咲いているポインセチア。今年は花の数が少ないのだが、沖縄の冬景色に赤色が映える。



 こちらは千年木の花。葉陰に咲いて目立たないが、品がある。



 シークヮーサーはほとんど実を採り終えて、わずかに残っているだけ。シークヮーサーも黄金に色づくと甘くなる。ベンシルー、イチュビ、クビ、ギーマ、マチムムと並んで、うちなーぬわらばーたーには嬉しい自然の恵みだった。

 

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