海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

軽便鉄道と博物館

2009-06-18 16:42:18 | 2009年 南洋群島慰霊墓参団
 砂糖王公園内には南洋興発の軽便鉄道で使われた機関車が展示されていた。サトウキビの運搬に使われたもので、煙突の先端部が広がっているのはドイツ製とのこと。他に煙突が先端部まで真っ直ぐの日本製の機関車もあったとのことで、隣の博物館に写真が飾られていた。



 道路をはさんで博物館があり、そこも見学した。戦前からの病院の建物を利用していて、庭には一抱えほどあるマンゴーの木があった。小振りの実が沢山なっており、落ちていたのを少し食べると美味だった。博物館には日本語と英語の二つの展示スペースがあり、北マリアナ諸島の歴史を学ぶ場となっている。日本の植民地統治時代の写真の前で、参加者たちが当時のことを話していた。

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2 コメント

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お礼 (目取真)
2009-08-03 17:04:33
伊謄さん、情報提供ありがとうございました。
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もしかすると壷川東公園の (伊 謄)
2009-08-03 01:29:16
 はじめまして。
 写真にある機関車ですが、もしかすると前身は両備軽便鉄道で使われていた、ドイツ・ヘンシェル製の3号機だったかもしれないといわれています。
 両備軽便鉄道は現在のJR福塩線の前身だった軽便鉄道で、国有化されて線路の幅が広げられたため、比較的年齢の若い中古車が発生したものです。
 ところで、ここの4号機もヘンシェル製なのですが、こちらは大東精糖が購入しています。つまり、南大東島を走っていたもので、下回りだけが壷川東公園で保存されている車両です。もしかすると同形の車両だったのかもしれません。
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