県知事選挙に立候補している佐喜真淳氏と山口那津男公明党代表の顔写真が入った看板が、名護市内に設置されている。「対立から協調へ」という赤い文字は、佐喜真氏が選挙運動の中で強調していることだ。言うまでもなく、「対立」をやめて「協調」するという相手は、日本政府・安倍晋三政権である。
故翁長雄志知事は辺野古新基地建設阻止を掲げて、安倍政権と「対立」していた。それを止めて「協調」しようというのだか . . . 本文を読む
13日(木)、沖縄県知事選挙が告示された。故・翁長雄志知事の遺志を継いで立候補した玉城デニー候補は、伊江島で出発式を行い、午後12時半から名護市内であいさつするというので聴きに行った。
国道58号線沿いの青山前交差点では、多くの支持者が集まっていた。街宣車から降りた玉城さんは、歩道を走り回って支持者と握手を交わし、道行く車に手を振っていた。その間、稲嶺進前市長と伊波洋一参議院議員がマ . . . 本文を読む
11日に行われた玉城デニー氏と佐喜真淳氏の討論会(主催・県政記者クラブ)をテレビで見た。2人のうちどちらが沖縄の有権者の気持ちをつかんだか、という視点から見たとき、私の印象では佐喜真氏の方が優位に立っていると見えた。
佐喜真氏は、北部の病院統合問題や浦添軍港の問題を取り上げて玉城氏を追及していた。翁長前県政とオール沖縄陣営の弱点、矛盾を突くものであり、佐喜真氏の方がしっかりと準備をしていた、 . . . 本文を読む
11日(火)は午後から辺野古の工事の様子を見に行った。豊原の高台から見ると、K1からN3護岸の上には重機や作業員の姿はなかった。しかし、辺野古岬近くの海岸付近では、ブルーシートをどけて作業が行われていた。
写真で見ると従来の砂浜の高さよりも掘り下げられ、県による埋め立て承認の撤回後も10数人で作業が続けられている。海上からはK4護岸の陰になって見えにくいが、工事を完全に止めること . . . 本文を読む
9日の統一地方選挙から一夜が明けて、県内紙の報道を見ていると、〈名護辺野古反対過半〉という見出しが打たれていて、辺野古新基地建設に反対する名護市議会野党の健闘が強調されている。だが、野党側は14名全員の当選を目指していたが、貴重な1議席を失った。与党が立候補者を絞り込んでいたら、もっと厳しい結果になっていたかもしれない。
それでも、名護市は与野党が拮抗しているからまだましだ。宜野湾市や沖縄市 . . . 本文を読む
9日(日)は夜、名護市中央公民館で行われた市議会議員選挙の投開票の様子を見に行った。結果は、全26議席を与野党が13議席ずつ分け合う形となった。ただ、与党から議長を出せば、議会構成は野党がわずかに多数となる。
大城ヨシタミ議員は11期目の当選を果たした。政党や労組などの組織票はなく、地元幸喜区をはじめとした三共地区の皆さん、新基地問題を考える辺野古有志の会、ティダの会 . . . 本文を読む
9月6日付琉球新報朝刊に〈自民党三役が「常駐」/佐喜真氏陣営、異例の対応〉という見出しの記事が載っていた。以下に全文を引用する。
30日投開票の知事選に向け、県政奪還を狙う自民党が幹部を続々と県内に送り込んでいる。4日には竹下亘総務会長が来県しているが、自民関係者によると、竹下氏は選挙を終えるまで那覇市内にある佐喜真淳氏陣営の事務所に常駐する予定。党三役が約1カ月にわたって沖縄に滞在する異例 . . . 本文を読む
7日(金)は午後4時頃、豊原の高台からK1~N3にいたる各護岸の様子を見た。護岸上に作業員の姿はなく、辺野古岬近くの工区でも海岸付近はブルーシートで覆われ、作業は行われていなかった。
瀬嵩側に移動して森の上から大浦湾を見ると、汀間沖あたりまで大型フロートが撤去されていた。長島から航路付近にかけてはオイルフェンスがすでに撤去されていたので、そこから続けて6日と7日でフロートを片 . . . 本文を読む
6日(木)は午前中、歯医者に行き、午後から今帰仁へ行って草刈りや木々の剪定を行った。春、夏は植物の成長が早く、いくらやってもきりがないが、放っておくと草木が茂りハブが出るので、怠けるわけにはいかない。
名護から今帰仁に行く途中、羽地内海の様子を見ると、K9護岸に砕石を運んでくる第二十八旭丸と第二籐進丸が停泊していた。沖縄県が埋め立て承認を撤回したあと、日本政府はまだ目立った動きを見せ . . . 本文を読む
5日は午後から大浦湾と辺野古の海の状況を見に行った。大浦湾は相変わらず張りめぐらされた大型フロートで分断されていて、昨日入ってきたというクレーン付き台船2隻とバージ船2隻のほか、作業和船やタグボートが動き回っていた。
瀬嵩の森の上から見ていると、クレーン付き台船のクレーンがバージ船から汚濁防止膜を海に下ろし、作業和船が少し離れ場所に汚濁防止膜を移動して、タグ . . . 本文を読む
4日は日を越えて午前1時過ぎまで、皆さん選挙事務所で仕事を頑張っていました。家に持ち帰ってやっている人もいます。すべては辺野古新基地建設を許さず、市民の生活を守り、子どもたちが安心して成長できる名護市にするためです。
名護・ヤンバルに米軍基地を集中させ、沖縄県民を分断しようとする政府の策動を許してはいけません。これまで献身的に頑張ってきた大城ヨシタミさんをもう一度、市議会に送り出しましょう。 . . . 本文を読む
3日(月)は午前中、名護市営陸上競技場で行われていた老人会のグラウンドゴルフ大会に行き、名刺配りなどの選挙活動を手伝った。自分も中に入ってこういう現場を見ると学ぶことは多い。
一人のお年寄りが私に話しかけてきた。沖縄戦のとき6歳で、家族と那覇から今帰仁村に避難していたが、私の祖父に親たちが世話になったという。子どもながらに祖父の顔を憶えていて、成人してから酒造所で働いているとき、何か . . . 本文を読む
沖縄は統一地方選挙に入り、2日(日)は名護市議会議員選挙が告示された。他に宜野湾市、沖縄市、南城市、石垣市の各議会議員選挙も告示されている。
福祉や教育、地域振興と並んで住民の生活にかかわる問題として、辺野古新基地建設や自衛隊配備なども焦点となる。立候補者は争点ぼかしをすることなく、有権者にきちんと自らの考え、政策を明らかにして審判を受けるべきだ。
午前9時過ぎから名護市幸喜 . . . 本文を読む
沖縄にとっては激動の9月に入った。辺野古埋め立て承認撤回をめぐる沖縄県と国の攻防、県知事選挙、宜野湾市長選挙、各市町村議会議員選挙と、今後の沖縄の進路を左右する重要事項が連続する。
1日は第1土曜日で、ゲート前県民大行動が開かれたので参加した。午前10時からはテントの下で集会が開かれ、主催者発表で800人が参加した。
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