智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

図形感覚

2015-06-04 14:47:46 | 開智っ娘

「数学特に幾何
8年生の娘の、今一番好きで一番得意な科目です

昔からどちらかというと文系タイプで、算数には逃げ腰だったあの娘が
最近の変貌ぶりにビックリのハハです

総合部では、6年生の2学期から中学数学に入り、「代数」と「幾何」に分かれます。
「算数」についてはあまり興味を示さなかった娘ですが、「数学」に入ってからは面白い、と言うように。
そして、数学の先生の声掛けもあり、8年生になってイッキにブレイクスルー
現在学習しているのは中3内容、代数→「因数分解」、幾何→「相似の証明」。
「相似の証明」は特に得意で、今回の中間テストではお友だちから「教えて」コール殺到でした

「証明」と言えば、数学が苦手になるきっかけになる単元の一つ。
そこでつまずいて数学が嫌いになる子が多いものです。
それが得意なんて、ホント意外~

そう言えば最近、年長クラスで「あやとり」をしたのですが…昔、娘がよくやっていたなぁ、と思い出しました

娘にせがまれて買った「あやとり」の解説本。
ひもつきなので一石二鳥
たぶん小学校1年か2年の時だったと思います。
当時ハハが塾を起ち上げたばかりで忙しく、構ってもらえない娘は1人でもくもくと何かをしている時間が多くありました。
それが「あやとり」だったり「折り紙」だったり…
それも、一緒に作るのではなく、解説本の絵を見て自分で一生懸命考えて作り、できたらハハに見せて付箋を貼ってもらうという方法。
大人でも難しくてなかなかできないものができると、ハハに褒めてもらいご満悦…
幼稚園の時は「間違いさがし」や「迷路」も大好きでした。
もしかしてその効果が今頃になって表れたのかもしれない、と思ったりします。

総合部入試のペーパーBでは、大人でも頭をひねる図形問題が出ます。
受験生に幼児期からそういう勉強をしてきて欲しいから出題しているそうです。
問題を公表しているのは、こんな問題が解けるようになって欲しい、という学校からのメッセージなのです。

先日、大手進学塾四谷大塚の、、『全国統一小学生テスト』についての興味深い記事を目にしました。
ずーっと下にスクロールしてみてください。
「特集」というところです。
http://www.yotsuyaotsuka.com/toitsutest/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=ppc&sem=nfpc_toshin_g_1131013&gclid=CPjw66Xb8sUCFQxwvAod2jMAGg
算数の偏差値が45以上55未満の4年生が6年生になったとき、3分の2が偏差値アップ、3分の1が偏差値ダウンしていたそうです。
では、どの分野で差がついているのか調べたところ…
偏差値ダウングループでは、特に「立体図形」の分野ができなくなっている傾向にある。
偏差値アップグループでは、特に「平面図形」の分野ができるようになっている傾向がある。
わかりやすく言うと、こういうことです。
図形分野の出来・不出来が成績の伸びに大きく関わっている、という一つの事実です。

計算分野と違って図形分野は、「苦手」と思った時に挽回するのは大変苦労するものです。
計算問題は量に左右されがちなので、たくさん演習をこなすことで成績は伸びます。
しかし、図形的「センス」や「ひらめき」は一朝一夕には身に付かないのです。

この記事を見て、幼児期の図形学習の重要性を再認識しました。
様々なブロック、パズル、折り紙、あやとり、粘土…etc頭で考えながら指先を使って作業すること。
ぜひ、幼いうちからたくさんやらせてあげて欲しいと思うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村
小学校・幼稚園受験 ブログランキングへ