hanayu温泉

hana&ayu
ぬるま湯生活

【コラム】ヤマガタさん

2022-03-16 20:53:36 | コラム
こんばんは
hanayuです。

今日は本社パイセンがお休みでして
「そんな日に限って…」な依頼にドキドキしながらやり過ごす。
私も来週再来週は検査で通院、お休みもらっているので
遠慮なくお休みを堪能して欲しいところ。

さて、今の私の旬なネタは
やはり件の彼でしょうか。
年上の50代、見た感じは石橋凌といった感じ
ちょっとぽっちゃりというか、ガシっとしたまぁ
見ようによってはなかなかの男前でしてね。

コロナだし、お店も時短営業だし、
私も仕事終わるの遅いし
実のところ、そんなわけもあって
私の部屋で会ってる。
この間は、到着時間にあわせて迎えに行き
スーパーでお酒やおつまみなんかを一緒に買って部屋飲みを。
あ、hanaちんにはちゅーるをよけ買ってもらいましたよ♪
アリガトウ

石橋凌のいいところは、見た目うんぬんではなく
関西人ならではのノリの良さとか話のテンポが良くて
酒もタバコも嗜み、ちょうどいい遠慮のなさなのだ。
この男の距離感はずるく、適度に居心地がいい。
私もよけしゃべるんで
飲む、しゃべる、食べる、で忙しい。
そんな中、ふと聞いてみた
「けっこうモテたでしょう?」と。
そこで、ヤマガタさんの話になった。

中学の頃、そこそこヤンキーだったらしく
人生一番のモテ期
バレンタインデーは38個のチョコレートもらったんだって
(やりよる…)
で、ものすごーく地味でブスで(彼曰く)おさげヘアーで牛乳瓶底メガネの大人しい
ヤマガタさんがチョコをくれたらしく
「ドン引き覚悟で言うけど…」と前置きして
なんと、そのチョコ、
「目の前で投げ捨ててやった」とな。
俺ひどいだろ?と苦笑い
えらいこっちゃやーー!
ヤンキーだけど好きになっちゃった男子に
ドキドキしながらチョコわたすなんて
きっと勇気いったでしょうに。
トラウマだわ、そんなん
と、盛り上がり
でも、きっとヤマガタさんは幸せな結婚して暮らしてるよ
そうであって欲しいね。なんて
ヤマガタさんにとって苦い思い出かもしれないけど
石橋凌にとっても、こうして印象に残ってるということは
38個中のインパクト大賞は間違いなくヤマガタさんだものね。
それはそれで、ねー。

して、あれこれ話してる時にボロが出たというか…
私は「バツイチ」と聞いてたんだけど
「まだ別れとらん」だと。
なにーー??
どうも、もう数年顔すら見てない関係なのだそうだが(転勤族の単身赴任だし)
私としては、別に結婚してようが構わないが
「嘘をつくというのがいかん」と。
ちょっと見損なった。
「俺、言ってなかったっけー」と
関西人特有のすっとぼけだったけどね。

ま、だからどうして
かといって
私に怒る理由などない。

一般的に考えたら
すげーいい加減な関係で
いかがなものかと言われるだろうけど。

石橋凌は
「結婚するとか、付き合ったりするつもりない」と言うし
私は私で
「誰かを好きになることはない」と言う。
こうやって第三者的に考えると
けっこうお互いにひどい事を言い合っているもんだ。
『都合のいい関係』なのだが
世間的には、男にとって女が都合がいい、と解釈されがちだけど
私たちにとっては、きっと
お互いにとって都合のいい関係なんだと思う。

つきあうとかつきあわないという定義を度外視した
ただただ自由な関係、といったところか。
気が合うし、一緒の時間は楽しいし、
束縛や支配もなく、性欲だって満たされるわけで。
私は会う度に、これで最後と思う。
最後でいいと思う。
そう言うと、そうはならない、と言う。
そんな薄っぺらい甘ったるい言葉がフェイクだということもわかってるし
私がLINEをブロックしておしまいにしたところで
痛くもかゆくもない関係。
とことん都合の良い女でいたい。
昔、大好きだった彼へ自ら別れを決意した
あの地獄のような思いはしたくない。
あの頃は、都合の良い女に成り下がる事を
私の取るに足らないつまらないプライドで
どうにも許す事ができなかった。
それだけ無邪気に好きという感情に身を任せた結果だったのだけど。
私もヤマガタさん
トラウマとはちゃうけど、学習能力かしら。
あと、病気になって
ますます長生きしないだろうこの人生を
第三者にも背負わすのは申し訳ない。
飲んでなくても発作がおこるくらいなら、と
もうすっかり治療意欲ありませんでして。
井上順に怒られるかなぁ、なんて思いつつも
ぼんやりとした平和な暮らしよりも
ヒリヒリした無責任な自由に身を任せてるという怠惰が
本来の私らしいところ、かも。
ま、そんなこんなで
泥沼にはまり込む心配もなさそうな、楽しいだけの関係。
もしかしたら、明日には
「もうおなかいっぱいだ」と終わりにするかもしれない。
もしかしたら、甘ったるいフェイクが
本当はお別れの置き土産だったのかもしれない。
ま、そうなったらそうなったで
まいっか。

ちなみに、私としても
相手への敬意というか
好きの気持ちがないとこんな関係にはならんです。
誰でもいい、というわけじゃないでしょ?
(そこはモラルの問題?)
そう考えると、こんなちょうどいい男と出会えて
楽しめるというのは、ラッキーじゃん。
良かったなー、と思う。
なんじゃかんじゃ、結局私はいつも幸せ者だ。
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