昨晩、視聴。スタパで青木崇高さんが「すごい回です」と予告していた回。
うーん。確かに、緑と三島は何もなく終わるんだろうという予想はアッサリ覆され、
ラスト、家庭崩壊に向け一気にひた走る。夫、潤に言われて家を出る緑、
緑を追いかけて茶畑に囲まれた道を走るケンタ(息子)、追いかける潤。
そうきましたか。
うう、私だったら子どもは絶対捨てられません。
反抗期だろうが、モラ夫に似ていようが、娘くんはかわいい。
昨晩もドラマを途中まで一緒に見ていた娘くん。ママはドラマ集中して見たいんだよねー、
だから途中でパパが帰ってきて文句言ったりすんのすごく嫌なのよ、録画して明日
見ようかな?と言ったら、「パパに文句言わないでって言ってあげるから一緒に見ようよ」
と優しい発言。案の定モラ夫、途中で帰宅。アンタの局のドラマ見とんじゃ、邪魔すんなや。
まあ、ドラマって美化しすぎな感じもしますよね。
このドラマの設定だと、
三島=世界的スーパードクターだったが病に倒れ、復帰できるか分からない
緑=言語聴覚士として手に職がちゃんとある
潤=生保の営業所長 生保ってお給料いいからなー、地方とはいえ大きい家が建つわな。
順風満帆な人生を送ってきた人達っていう気も。
特に緑が仕事を持っていなかったら、家を出たか分からないと思うな。
収入が無かったら三島を支えることも出来ない訳だし、性格的にお荷物になるのは嫌な
緑だろうし。あー経済力があるっていいなあ(そこか?)
しかも若い木村 佳乃さんが演じているので気にはなりませんが、35歳くらいで結婚した緑、
本当は43,4歳の設定なはず。ビジュアル的にももっと「おばさん」でおかしくないはず。
そしておばさんが茶畑で膝を折って泣いてもたぶんあまり美しく無いはず。
緑=遅咲きの幸せを掴み子宝にも恵まれたヒロインがあえて家庭を捨てちゃうの?
ってところがポイントなのだと思います。まあ本当に44歳くらいの女優さんが演じたら
どうなのか・・・。
先日、月9の初回もチェックしました。こちらも恵まれた主人公達だけれど、
何か欠陥を抱えているという点が一応、現代的ではあるのでしょう。
他にも戸籍のない少女(武井 咲)とか持たざるヒロインも登場しているようで。
もし私が脚本を書くとしたら、持たざる者の登場する地味なドラマになりそうです。
そんなのは誰も見ないか。