咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

平安S(GⅢ)・・・・・回顧

2010-01-25 21:00:00 | スポーツ
 今週から中京を含め、好天にも恵まれた3場開催で白熱戦が見られた。ブログに掲載した一押しの京都競馬場のメインレースは、岩田康誠騎手の好プレーと馬群を割って出てくるロールオブザダイスの成長振りが見られた素晴らしいレースであった。


 好スタートを切ったのは、内枠の②トシナギサであるが、外からすかさず武豊騎乗の⑨アドバンスウェイが2番手に、⑪ウォータクティクスは3番手と同型の馬がそれぞれ競り合うこともなく1コーナーを目指す。

 4、5番手には、⑦ネイキッド、⑤ダイシンオレンジ、外に⑬ダイショウジェットなどが続き、狙っている④ロールオブザダイスは、後方8番手の内側をロスなく追走し2コーナーから向正面へと。


 先頭を進んでいたトシナギサは、もまれ弱いところが出て向正面半ばから4コーナーにかけて後退、先頭は、アドバンスウェイが奪い、ウォータクティクスが詰めて2番手に外からネイキッドとダイシンオレンジが3番手へとあがって行く。

 ロールオブザダイスは、向正面半ばから4コーナーにかけて後退するトシナギサを交わしながら先頭へと詰めて・・・・・・・。

 最後の直線に向くとアドバンスウェイ、ウォータクティクス、ネイキッド、ダイシンオレンジの先頭集団の真ん中に突っ込んだロールオブザダイス、岩田康誠騎手の独特の豪快な追い込みに応えて、ひるむことなく馬群をこじ開け先頭に踊り出て、外から迫るダイシンオレンジを0.1秒差の1/2馬身抑えてゴールに飛び込んだ。
 3着には、1馬身1/2でネイキッドが入った。


 今後のダート界を名前の由来のとおり「転がるサイコロのように刺激的な走り」をしながら、引っ張るであろう“ロールオブザダイス”と豪腕岩田騎手・・・・・・サンキュー (ウインズの馬券とPATのダブル的中)



 中山のメイン「アメリカJCC(GⅡ)」は、狙っていた①デルフォイがうまく馬群を捌くことができず、1.1秒差の6着に沈んだ。(夫)



「牧場にて」(新ひだか町)

念ずれば花開く(和泉 咲)

2010-01-25 20:56:56 | レビュー
 家内が自叙伝を出版して、この春で3年がやってくる。出版社によると最近でも数冊ずつであるが、インターネットを通じて売れているとのこと。
 昨今はIT化の普及で活字離れが広がり、新聞の購読も右肩下がりとか、雑誌や書籍類も極端に売れない時代になっているらしい。

 有名人でもなんでもない普通のひとが、本を出版しても売れる訳がないと思いつつ、生きた証を子供たちに残したくて書き上げた本、知り合いの方とか、友人関係などに随分PRし購入もお願いしてきた。
 お読みいただいた皆さま方に感謝申し上げます。


 「この本を読まれた方から、読みやすくて一気に読んだ、とても感動し涙が出たとか、次はないのと言った励ましの多くのお手紙やお声を掛けていただき、とてもうれしく思います」と家内が喜ぶ反面、もっと多くの方々にも読んでいただきたいと。

 マネジャーとしての私、PRする傍ら、ブログをお読みいただいている多くの皆さんにも、インターネットの「amazon.co.jp」とか、あるいはお近くの書店でご注文いただければ・・・・・・・・感謝にたえません

 本の表紙の絵は、娘が高校時代に描いた“坂東玉三郎”を配し、カバーデザインはプロの方。



「娘の描いた絵」



以下、本文から
『突然、父の失職、苦労した幼少時代。
 幼馴染も離れ、思い出すらない小・中時代。
 人との出会いが私の人生を大きく変えた。

 以前、母は私が行き詰まったときに、「お前は今まで苦労したから、必ず幸せになれるから」とか「念ずれば花開く」という言葉をかけてくれた。どんなときもその言葉を信じ、心に念じていたから頑張れたのだと思っている。

 私は数々の苦労を経たが、決してプライドは捨てなかった。


 息子は、教科書や辞典など重い本を学校の個人ロッカーに入れて帰るようになり、カバンには鉛筆と消しゴム、ノートなどしか入っていない。びっくりして聞くと、「背中が重くて信号でなかなか走れないから、軽くしているんだ。軽いと走れるよ。」と笑っている。

 雨の日には、「バスに乗るのに、傘をたたむのが面倒だ」といい、開いた傘を置いて乗車することも再三あり、・・・・・(何という子だろう)

 親としては怒りで頭に角が生え、湯気が出るくらい怒りたかったが、そんなときは保育所の先生の接し方を思い出し、一回深呼吸をしてから、静かにゆっくり話しかけることを心がけていた。


 娘が結婚式に両親にくれた手紙が、親の私にとって大切な贈り物であり、一人でいるときは何度も読み返しています。

「・・・・いろいろな人と接してきて、「親子仲がいいね」とよく言われるのだけど、それは家族がお互いを認め合って尊敬し合っているからだと思います。・・・・・・一緒に過ごす時間も大切だけれど、その密度というか、愛情の深さを感じられたら、子供は安心して過ごせるものです。・・・・」 
 わが子に会えてよかった・・・・』(本文中・・・抜粋)



 今、長女は美術大学を出て大学時代の先輩に嫁ぎ、会社員として働きながら、家内の故郷のお寺に奉納するオリジナルの水月観音様の襖絵 8枚を作製中。
息子は、博士号を取得し某研究所にて深海の微生物と取っ組み中、大学時代の後輩を嫁にもらい。




 
 とても読みやすく心のどこかに少しでも残るものがきっとあると信じて、「念ずれば花開く(和泉咲 著)(発刊:文芸社)(1,155円)」のPRに余念がない毎日。


 是非、どうぞ(咲・夫)