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連休最終日の午後1時00分、NHKBSプレミアムにおいて、映画「真昼の死闘」が放送されていた。
監督ドン・シーゲルで主演クリント・イーストウッドとのこと。
このコンビによる「ダーティハリー」(キャラハン刑事がマグナム弾を用いた拳銃をぶっ放す)、「アイガー・サンクション」(アイガー北壁を舞台のアクションもの)などを映画館で見たことを思いだした。
今回の映画のあらすじは、いたって簡単明瞭。
アメリカで制作の西部劇ながら舞台はメキシコ。
思わず、マカロニ・ウエスタンなのかと錯覚。
と、いうのも、挿入されている音楽をエンニオ・モリコーネが担当しているから、マカロニ・ウエスタン風なところが垣間見られたのである。
3人の暴漢に襲われている尼僧サラ(シャーリー・マクレーン)を助けたガンマンのホーガン(クリント・イーストウッド)。
二人の奇妙な珍道中がはじまった。
ホーガンは、メキシコ革命ゲリラとともにフランス軍から大金をせしめようとしていた。
一方、尼僧サラもメキシコ革命ゲリラと関わっているようである。
二人がフランス軍に追われて逃げ込んだ廃墟で一晩を明かす場面、サラが隠れて葉巻を吸っている。
そのサラが乗っているのは、馬ではなくて“ラバ”(雄のロバと雌のウマの交雑種)であるが、その内そのラバは、蹄鉄が使えなくなって動きも鈍る。
すると、農夫が“ロバ”に乗って現れて、尼僧のサラがうまく諭して自分の“ラバ”と農夫の“ロバ”を取り換えてもらう・・。
ここらあたりが、コメディータッチになっており傑作。
さらに、尼僧のサラはこれまで“ラバ”に横乗りをしていたが、より小さな“ロバ”では横乗りができない。
見ていると尼僧の姿で跨って乗るから、何とも笑ってしまった。
如何にもニセの尼僧と思われる。
馬に跨っているガンマンのホーガン、火薬や銃などを積み込んでいるもう1頭の馬を引いている。
その直後を尼僧のサラが、ロバに跨って・・トコトコと付き従うツーショット。
最高のカット。
ある谷間でインディアンに襲われた2人、ホーガンが左肩を矢で射ぬかれる。
サラの機転でインディアンの一団は、遠ざかって難を逃れる。
ところが、これからが大変。
ホーガンの肩の矢を取り除かなければならない。
苦痛の中、ホーガンはサラにその処置をさせる。
その後、何とか矢を取り除いて止血も終わった。
ホーガンの請け負っていた任務である鉄橋の爆破とフランス軍の列車の転覆。
肩を痛めているホーガンに代わって、高所恐怖症のサラが、鉄橋の上まで登ってダイナマイトを仕掛けなければならない・・・。
何とか、仕掛けたダイナマイトをホーガンが、ウィンチェスターライフルで射抜かなければならない。
・・・が、矢の処置のため酒を飲み過ぎており、照準が思うように合わないから笑ってしまう。
ちょっと、ここらもコメディータッチ。
それでも、何とか2人で任務を完了しメキシコ革命軍の将軍と合流。
いよいよ、物語はクライマックスへと展開。
後半、尼僧サラの秘密も分かってくる。
ホーガン(クリント・イーストウッド)とサラ(シャーリー・マクレーン)の絶妙な関係が最高にいい。
最後まで面白く、可笑しく見ることができた。
肩の凝らない映画・・・。(夫)
(出典:Yahoo! 映画 抜粋)(傑作といえるポスター・・)
[追 記]~あらすじ~
流れ者のホーガン(クリント・イーストウッド)は、三人の男に乱暴されそうになっている尼僧サラ(シャーリー・マクレーン)を助けた。メキシコの革命騒ぎを利用して大金を稼ごうとしていたホーガンは、フランス軍に追われているサラと共に、革命派のもとへやってくる。そしてフランス軍の輸送列車を襲撃する計画を請け負うが・・・。
(出典:Yahoo! 映画 抜粋)
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