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27日(月)夜、「サブちゃんとキタサンブラック~知られざる日本一への道~」と題したNHK総合「クローズアップ現代」に見入った。
まるで息子のように可愛がるサブちゃんこと北島三郎さん所有の競走馬・キタサンブラック。
今では、名馬と呼ばれるJRA競走馬。
『神様が俺にプレゼントしてくれた贈り物かな』とのこと、まさにサブちゃんの名言であろう。
同馬は、血統的に必ずしもいいものではなかった。
そのため、買い手が付かなかったらしいが、サブちゃんは同馬の眼がとても気に入り買い付けることとしたとのこと。
皐月賞では4番人気で0秒6差3着。
ダービーは・・・二桁の着外と大きく敗けてしまっていた。
その後、立て直しセントライト記念を勝利。
サブちゃんへ初のG1をプレゼント、それもクラシックの「菊花賞」だった。
翌年の2016年春から鞍上は武豊騎手に乗り替わり、その後G1レース5勝するなど快進撃が続いた。
ここまでに成長するため、厩舎スタッフや調教を買って出た黒岩悠騎手が、今日まで地道に調教を行ってきたらしい。
勝てないレースが続く、勝てないから騎乗依頼が激減するなどの悪循環。
失意にあった同騎手、思わずキタサンブラックに出会い、調教を担当することで同馬から多くのことを学び、再び騎手として頑張ろうと思うようになったとのこと。
男気のあるサブちゃんこと北島三郎さん、先日のジャパンカップの後の食事会の席上、長い間キタサンブラックに調教をつけてくれたと、黒岩悠騎手を大きく称えていた。
その時の同騎手、感激し思わずジーンときたように見えた。
このシーンは、とても印象的だった。
ところで、同馬の坂路調教は、かなりのスパルタ式だったらしい。
坂路調教は通常1日1本のところ、同馬は3本も行うなどハードトレーニングで鍛えたらしい。
この話を見ていたら、今から25、6年前に活躍したミホノブルボン(8戦7勝2着1回のクラシック二冠馬)のことを想い出した。
同馬もあまりいい血統ではないが、坂路調教などで鍛えに鍛えて強い馬になっていた。
皐月賞、日本ダービーの二冠を制し、8戦目の菊花賞は2着だった同馬。
いよいよキタサンブラックも残り1戦。
有馬記念でG1レース7勝タイを目指す暮れの大一番。
案外、アッサリと有終の美を飾るようにも思える。
この番組を見たことで、改めて有馬記念が楽しみになってきた。
いろいろと、感動する番組に組み立てられていた。(夫)

(出典:NHK公式HP 抜粋)
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