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毎週楽しみに見入っている大河ドラマ「光る君へ」、先日は一条天皇(塩野瑛久)崩御と三条天皇(木村達成)誕生。
さらに道長(柄本佑)が自分の目の黒いうちに自らの孫となる敦成親王(濱田碧生)を東宮とし、さらに次の天皇へするための画策を次々と放つ展開だった。
藤原一族の摂関政治と云われたこの時代、道長は最高権力者に上り詰め自らの血のつながりで天皇家に脈々と継いでいくことを欲するらしい。
左大臣の地位を得た日から、良きにつけ、悪しきにつけ最高権力者としての振る舞いをする道長・・・。
それらを紡いでいく源氏物語の機微、一千年も昔の話であるけどいつの世にあっても古今東西の最高権力者のものの考え方はあまり変わらないもののように思える。
そのようなところも垣間見られるから、自然と物語の中へ誘われるのであろう。
ところで、先般のドラマ展開における終盤のこと、双寿丸(伊藤健太郎)という若武者が本格的に登場していた。
このドラマの始まったころ、散楽の一員でありながら、裏の顔が盗賊であった直秀(毎熊克哉)が、まひろ(吉高由里子)や道長の若い時に関わっていた。
架空の人物として描かれていながら、なぜか盗賊でありながら魅かれる人物でもあった。
悲惨な最期を遂げており、いささか残念と思っていた。
視聴者からは、再登場のリクエストもあったらしい。
すると、今回はまひろの娘・賢子(南沙良)の危難を救う直秀の如きの双寿丸が登場していた。
今回は散楽の一員でも、盗賊でもないれっきとした武者、若武者という設定のキャラクターとして描かれている。
その双寿丸なる人物も架空の人物とのこと。
しかも、まひろの若い頃の直秀の如く、娘の賢子と関わる設定のようで・・・。
まひろ(紫式部・藤式部)と道長、道長と摂関政治の動きの中で、賢子と双寿丸の関係性が如何様に描かれるものか・・・。
ある意味、興味津々ともなりそうなこと、これはこれで年末まで面白く見いることができるかも知れない。
そのようなことも思わせる第40回「君を置きて」の展開であった。(夫)
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