咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

映画「ジャスティス」(2024)

2024-10-30 11:59:30 | レビュー

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 先日、ちょっとゆっくりできる時間があって、ネットフリックスで映画を堪能。
 ポーランド製作のクライムサスペンス映画だった。
 
 ある銀行が三人組に襲われた。
 警備員、女性行員などが残虐に殺害されていた。
 某大臣は、事件を早々に解決するよう検事に命ずる。
 捜査に関して、元秘密警察の刑事で今は国家体制が替り失職している元刑事に若い女性刑事をつけて短期間で解決するよう厳命されていた。
 
 年齢を重ねた元刑事は、汚い手を使うけど敏腕でやり手の男だった。
 検事は若い女性刑事に対して、元刑事が暴走しないようその捜査状況を監視させる役目も負わされていた。
 
 ポーランド映画のため、役者陣の名前も分からない、初めて見るような役者陣であるが、結構面白そうなので最後まで見入ってしまった。
 115分とほぼ2時間の映画。

 元刑事と若い女性刑事のコンビで、銀行強盗の現場に向かった。
 いなくなった警備員が、女性行員たちを殺害しお金を強奪したようなトリックが仕組まれていたが、元刑事が推理を働かせながらいなくなった警備員の死体を発見する。
 
 銀行強盗のあった防犯カメラ映像が消えている。
 つまり、犯人の映像が録画されていたのであると元刑事は推測。
 犯行現場を細密に捜査すると犯人は数人と考える。
 
 タイムリミットまでに地道に捜査するうちに犯人たちが、映画の観客には分かってくるし掛けのドラマ展開。
 その後、捜査側と犯人側と、双方からドラマが展開する。
 
 元刑事の捜査が進展するとともに主犯格の男と思しき者がおぼろげに判明する。
 そして、元刑事はその男をとことん調べ上げる、時には秘密警察時代のような謀略的な手を使いながら・・・。
 俗に云う汚い手も使う。
 
 そして、主犯格の男には、昔から仲の良かった2人の男がいることも判明。
 いささか、暗い人間模様も展開。
 主犯格の男には、どうしてもお金が必要な重大な案件があった。
 それはとても悲しい話でもある。
 思わず、犯人に同情しそうにもなるけど。

 ドラマの後半、次々と犯人側、刑事側で大きく物語が動き出す。
 最後の結末は・・・。
 何とも、云い難いこととなった。
 
 心理的に暗いシーンもある。
 めったに見ることもないポーランド映画であるけど、実際にあった銀行強盗事件をベースに作られた映画だったらしい。
 
 そのためか、アメリカ映画のような派手さはないけど、ついつい引き込まれ最後まで見入ってしまった。(夫)


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