だいたい、船の底の掃除は半年に1回が望ましいらしい。
私は、1年ぶりにやった。
8月はいつも潜って、たわしとか使って掃除をしている。
最近、渚丸のスピードがぐんと落ちたので、思い切って掃除をした。
船台に上げてみてわかったことだが、スクリューはあまりフジツボの付着はなかった。
舵にはたっぷりとついていた。
船底にも、うっすらと藻が生えていたのでかなり、抵抗があったようだ。
きれいに洗い落とし、たっぷりと塗料を塗った。
舵とシャフトには防蝕用の亜鉛をつける。
半年でこれはかなり腐食する。
腐食といっても「電蝕」であり、プロペラや舵を守るためにイオン化傾向の大きい金属である亜鉛をとりつけている。
亜鉛のおかげで守られているのである。
続いて、おもしろいスプレーを見つけた。
今まで、竿袋や、磯たび、ウェットスーツなどたくさんの品物をファスナー部分の塩がみによって廃棄してきた。
ところが、塩がみしたあとでもスプレーによって解消するという優れもの。
これで、少し安心。
やっぱり竿袋が多かったかな。
塩がみ。