紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

稲荷めぐり

2007-06-01 23:05:53 | おでかけ
 『若冲展』を見た後、のんびりと相国寺内を散策してみた。ひとりのんびりお寺参りなんて、なんという贅沢!

←「浴室」です。

      石庭です→






 午後は、京都国立近代美術館の『福田平八郎展』へ。福田平八郎の画集を高校の図書館で閲覧して以来、あのシンプルなモチーフと大胆な構成に、いたく打たれてしまった。高校生の頃の驚きよワンスモア、とばかりに美術館のハシゴを決行したのだ。
 今出川から地下鉄で東山三条まで行き、平安神宮近くの美術館を目指し、東大路通りを歩く。

 前にこの道を通ったとき、気になるお稲荷さまがあったので、前日に此処を経由して美術館に行く計画を立てた。名前が満足稲荷神社。豊臣秀吉がこのお稲荷さまのおかげで天下が取れたということで、「満足」の名をつけたらしい。

 しかし森閑と静まったちいさな境内で、古いお稲荷さまはひび割れなどもあったりして、お気の毒なくらいで、ぜんぜん「満足」な感じではなかった。ご神木の前の年代物の狐像などは、コワいくらいにのっぺらぼうだった。

  ご神木の前の「岩神さま」をなでて肩と膝をなでる。そのおかげか、この3日間は肩こりなし。

 福田平八郎を堪能した後、京阪の蹴上駅を目指す。

 途中、とてもちいさなお稲荷さんがあり、細い路地裏というか石畳の生活道路?をはいる。袋小路のつきあたりに、その名も『合槌稲荷大明神』があり、提灯で埋もれていた。お参りをしたあと、長屋のようなお家に濃厚な人の気配を感じつつ、ドキドキしながら大通りに戻る。
 南禅寺近くのれんが造りのアーチ、インクラインを久々見られてうれしかった。高校時代はこれを通学時に、朝夕みていたのだ。

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2 コメント

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Unknown (brary)
2007-06-02 13:34:30
よい一日ですねー。(シンプルな感想ですみません)
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Unknown (紙魚子)
2007-06-02 14:35:51
朝8時45分に家を出て、午後3時半に家の最寄りのJRの駅に着いたにしては、ぎっしりと充実していました。結構歩いて疲れたけど、なにより一人の身軽さがうれしかったです♪
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