最近ひとつ年を取り、ただひとり息子Tくんが「お誕生日おめでとうメール」をくれた。当日は仕事だったので、前日にウチでにぎり寿司を自作して、祝った。ついでにふたりの子どもたちの卒業祝いと私たちの結婚記念日祝いも兼ねた。
プレゼントもケーキもないけれど、「くまのプーさん」に出て来る悲観的なロバ「イーヨー」のように愚痴ることもなく、さっさと『自分にプレゼント作戦』を展開する。
『自分にプレゼント』といえば、これはもう、まぎれもなく食べ物関係である。そして何を隠そう、このシーズンに私が偏愛するのはフルーツの女王さま「デコャ刀vである。割合高価なので、購入するには、やはり清水舞台の思い切りがいる。
しかも二つで400円近くだったり、三つで500円くらいだったりする場合もあるし、味にも当たり外れが激しかったりするので、一種の博打のようでもある。大当たりの場合は、皮をむくときの、えもいわれぬ柑橘系の澄み渡った香りにうっとりし、甘酸っぱく広がる透き通った味わいに酩酊しそうになる。
そんなに贔屓しまくっているなら、デコャ唐ノついてもっと知るべきではないかという反省により、いつものように、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみた。以下は引用である。
デコャ唐ヘ、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、1972年に清見(きよみ)タンゴールと中野3号ャ塔Jンを交配して育成された柑橘類。
品種名は「不知火(しらぬひ)」。「デコャ刀vは登録商標で、不知火のうち一定の基準(糖度13度以上、酸味1.0%以下)をクリアしたものだけが、その名を使用することができる。全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物である。
「デコャ刀v、「DEKOPON」は熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)の登録商標(平成4年認可)で、いびつな外見上の特徴を逆にセールスャCントにしようとして命名された。
いびつさを売りにする逆転の発想と、愛嬌とユーモラスな形状とネーミングが、最高の味わいと相まって、売り上げを伸ばしたのは間違いない。
当初は熊本県産の「不知火」以外には「デコャ刀vの名称を付けることが禁止されていたため、他県の「不知火」には「ヒメャ刀v(愛媛県)、「キヨャ刀v(広島県。「ヒロャ刀vだと覚醒剤と同じ名称になり消費者へのマイナスイメージにつながるため)、「フジャ刀v(静岡県)や「ラミャ潟刀v(鹿児島県)など別の名前が付けられ、市場・消費者の混乱をまねく結果となった。
広島のデコャ唐ヘヒロャ刀I? 「やっぱ、ヒロャ唐ヘサイコーやね!」というのも、別の意味では面白いかも。静岡県の「フジャ刀vはわかるけど、鹿児島県の「ラミャ潟刀vってどこからきたのだろう?? とにかく混乱の戦国時代を名称統一したのは、「デコャ刀vなのであった。
このため、関係機関で協議した結果「デコャ刀vに名称を統一することとなり、熊本果実連と日本園券_業協同組合連合会(日園連)との間で商標権使用許諾契約が締結された。これを受けて日園連傘下の農協が出荷する「不知火」のうち糖度13度以上、クエン酸1.0%以下の基準をクリアしたものには産地にかかわらず「デコャ刀vの名称を使用して良いことになり「デコャ刀vの名称が幅広く普及した。
しかし、まだまだ「デコャ刀vの混迷は続いているようである。
以上の経緯から、日園連傘下の農協を経由しないで出荷される果実、品質基準を満たさない果実には「デコャ刀vの名称は使用できないが、基準に満たないものに無断で「デコャ刀vの名称を使用しているものも見られる。
海賊版の「デコャ刀vが出回っているのである。そして、うちでは柑橘系に目がないお兄ちゃんTくんと私の、デコャ唐゚ぐる骨肉の争いが展開しているのである。
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%83%B3" より作成
プレゼントもケーキもないけれど、「くまのプーさん」に出て来る悲観的なロバ「イーヨー」のように愚痴ることもなく、さっさと『自分にプレゼント作戦』を展開する。
『自分にプレゼント』といえば、これはもう、まぎれもなく食べ物関係である。そして何を隠そう、このシーズンに私が偏愛するのはフルーツの女王さま「デコャ刀vである。割合高価なので、購入するには、やはり清水舞台の思い切りがいる。
しかも二つで400円近くだったり、三つで500円くらいだったりする場合もあるし、味にも当たり外れが激しかったりするので、一種の博打のようでもある。大当たりの場合は、皮をむくときの、えもいわれぬ柑橘系の澄み渡った香りにうっとりし、甘酸っぱく広がる透き通った味わいに酩酊しそうになる。
そんなに贔屓しまくっているなら、デコャ唐ノついてもっと知るべきではないかという反省により、いつものように、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみた。以下は引用である。
デコャ唐ヘ、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、1972年に清見(きよみ)タンゴールと中野3号ャ塔Jンを交配して育成された柑橘類。
品種名は「不知火(しらぬひ)」。「デコャ刀vは登録商標で、不知火のうち一定の基準(糖度13度以上、酸味1.0%以下)をクリアしたものだけが、その名を使用することができる。全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物である。
「デコャ刀v、「DEKOPON」は熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)の登録商標(平成4年認可)で、いびつな外見上の特徴を逆にセールスャCントにしようとして命名された。
いびつさを売りにする逆転の発想と、愛嬌とユーモラスな形状とネーミングが、最高の味わいと相まって、売り上げを伸ばしたのは間違いない。
当初は熊本県産の「不知火」以外には「デコャ刀vの名称を付けることが禁止されていたため、他県の「不知火」には「ヒメャ刀v(愛媛県)、「キヨャ刀v(広島県。「ヒロャ刀vだと覚醒剤と同じ名称になり消費者へのマイナスイメージにつながるため)、「フジャ刀v(静岡県)や「ラミャ潟刀v(鹿児島県)など別の名前が付けられ、市場・消費者の混乱をまねく結果となった。
広島のデコャ唐ヘヒロャ刀I? 「やっぱ、ヒロャ唐ヘサイコーやね!」というのも、別の意味では面白いかも。静岡県の「フジャ刀vはわかるけど、鹿児島県の「ラミャ潟刀vってどこからきたのだろう?? とにかく混乱の戦国時代を名称統一したのは、「デコャ刀vなのであった。
このため、関係機関で協議した結果「デコャ刀vに名称を統一することとなり、熊本果実連と日本園券_業協同組合連合会(日園連)との間で商標権使用許諾契約が締結された。これを受けて日園連傘下の農協が出荷する「不知火」のうち糖度13度以上、クエン酸1.0%以下の基準をクリアしたものには産地にかかわらず「デコャ刀vの名称を使用して良いことになり「デコャ刀vの名称が幅広く普及した。
しかし、まだまだ「デコャ刀vの混迷は続いているようである。
以上の経緯から、日園連傘下の農協を経由しないで出荷される果実、品質基準を満たさない果実には「デコャ刀vの名称は使用できないが、基準に満たないものに無断で「デコャ刀vの名称を使用しているものも見られる。
海賊版の「デコャ刀vが出回っているのである。そして、うちでは柑橘系に目がないお兄ちゃんTくんと私の、デコャ唐゚ぐる骨肉の争いが展開しているのである。
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%83%B3" より作成
それにしてもデコャ唐フニセモノて一体…
デコャ唐フニセモノは見かけではわからないけれど、皮をむいたときの香りの薄さで判明できるのではと。味もデコャ刀Eアメリカンです。私にとってはニセモノ購入の確率の方が多いような気も・・・(おいおい)
ところで、デコャ刀I!先週給食に出ました。しかも1個丸ごと。なかなか手が出ない値段なので、幸せでした。