花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

モニタリング?

2016年12月16日 | 研究
東京ビッグサイトで開催された
いきものにぎわい活動大賞表彰式でいただいたトロフィー。
アステラス製薬の副社長さんからいただいた
ずっしり重いクリスタル製のトロフィーです。
嬉しいことに学校の名前の他に
TEAM FLORA PHOTONICS の名前が刻まれています。
どうしても大人の活動が表彰されがちですが
このように若い高校生の活動が認められて嬉しいと
主催者の方も喜んでくださいました!
活動を認めてくださったアステラス製薬の皆様に
あらためて感謝いたします。
チームは、かつてのように精力的にフィールドに出かけ
調査をすることは現在、あえて避けています。
というのも2年前、実験的に群落内の人工授粉を行ったので
群落内に新たな個体が誕生してくるかどうかを
自生地に年2回だけ行ってモニタリングしているからです。
今年の調査では新たな個体と思われるものをついに発見。
来年はその個体をもう少し調査したいと思っています。
活動をはじめて5年、つまり震災から5年経ちました。
自然は自分の力で回復しつつありますが
人々の暮らしはまだまだ元通りになりません。
サクラソウは私たちにいろいろなことを考えさせてくれます。
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いきものにぎわい!

2016年12月16日 | 研究
先週末、チームの2年生は東京ビッグサイトで開催された
エコプロ2016の中で行われた「いきものにぎわい市民活動大賞」の
授賞式に参加してきました。
この賞は2010年に生物多様性条約第10回締約国会議、
いわゆる「COP10」が
名古屋で開催されたことを記念して作られたものです。
最初は企業の環境への取り組みを表彰していましたが
数年前から民間の活動も大切であるという考え方から
あらたに市民活動も表彰するようになりました!
チームは2011年からサクラソウ保全活動に取り組んできましたが
この度、この活動が認められアステラス製薬社から
アステラス賞をいただくことになりました。
当日、受賞したのは2年生の代表。
一般に学校が受賞すると校長先生が代表で受け取るものですが
今回は実際に活動している名農生が登場したので
これには主催者も喜んでくださいました。
きっと2年生もこれを励みに活動してくれるはずです。
今日の新聞に先月受賞したテクノ愛とともに
紹介されているのでぜひご覧下さい。
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ノベルティグッズ

2016年12月15日 | 研究
エコプロダクツには700ものブースがあります。
自動車、家電、食などありとあらゆる業界、メーカーの取り組みが
楽しいクイズ形式で展示されているのがほとんどです。
そこでチームも少し、会場を巡ってみることにしました。
それぞれのブースではいろいろな記念品が用意されており
クイズに正解したり、プレゼンテーションを聞くといただけます!
ちょっと会場を歩いただけでエコバッグやペン、
ハンカチやクリップなど各メーカーのノベルティグッズで一杯。
エコに取り組む企業のイメージアップとして
各メーカーともかなりの予算を計上して配布しているようです。
しかしこのようなノベルティグッズがもらえるのはもちろん、
楽しく環境についての知識を学べたり
最新技術を見学できる楽しさから
ついついまた新しいブースに足を運んでしまいます。
名農祭などを開催する際に真似したくなるアイデアも多く
とても興味深いものでした。
とはいっても会場は巨大な国際展示場の東京ビッグサイト。
1日では全部見るのはちょっと難しいようです。
さてチームはエコプロ見学に来たのではありません。
このイベントの中で開催される環境活動の表彰式に招かれたのです。
そろそろチームの出番が近づいてきたので
表彰式会場に移動したいと思います。


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エコプロ2016

2016年12月15日 | 研究
先週末、チームの2年生は東京ビッグサイトで開催された
エコプロダクツ2016の会場にいました。
このイベントは日本最大級の環境イベントで
全国の企業や行政、NPOなど700もの団体が
それぞれの取り組みを披露する超巨大な文化祭のようなもの。
珍しい展示が多く、初めて見学した2年生は大喜びでした。
これは毎年展示されている一人乗りの電気自動車。
赤い色からも分かるとおり日本郵便のブースです。
この電気自動車は実際に名古屋市内で配達に活躍しているらしく
子どもたちは運転席に座っては楽しんでいました!
こんな電気自動車に野菜を積んで農家や農業高校が売り歩いたら
ユニークな取り組みとして話題になること間違いありません。
さて3日間開催されるエコプロの入場者数はなんと17万人。
東京の小中高の生徒も授業の一環として見学していました。
食品製造や植物工場などの展示もあり
自然や環境、食を学ぶ名農生にもぜひ見てほしいのですが、
こればっかりは東京で開催されるため実現には無理があります。
都会の生徒はこのようなビッグイベントを授業として
見学できるとは、なんともうらやましい限りです。
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冬が来る前に!

2016年12月14日 | 研究
小石から緑の葉を伸ばしている植物。
いったい何かわかりますか。
これは青森県特産のニンニク。
それも有名な田子町のものです。
ニンニクは秋に畑に植えます。
植えてしばらくするとこのように葉が出てくるのですが
途中で 雪が降ってくるので、雪の下で春を待つことになります。
収穫は翌年の初夏と栽培は長丁場になりますが
チームは何もこのプランターで夏まで育てるつもりはありません。
なんとこの葉を食べようというのです!
ニンニクは地下部を食べますが、中国では茎も食べます。
しかし地元ではこのようにクズニンニクを植えて
出てきた若葉をニラのようにして食べます。
確か昔「スタミナグリーン」という名で人気でしたが
手間がかかるため今ではお目にかかることはなくなりました。
しかしニンニクは体に良い作物。
そこでチームはもう一度スタミナグリーンに着目するとともに
アイデアで付加価値をさらにつけようと研究しています。
予定では今週末には収穫、そして分析にまわされます。
待望の冬休みの足音が近づいてきました。
休みになる前に決着をつけたい。
そんな2年生です。
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