先日のジュニア練習試合で、若干感覚を取り戻しつつあるイトケンについて今回書かせて頂きます。
コロナの影響で、キャッチボールの回数や時間が大幅に減った事や、家での自粛で運動ができなくなった事が凄く影響していると思います。
やっぱり、一番はキャッチボール(ボールを投げる感覚)ができなくなり、リリースポイントを忘れてしまっていることです。
それと同時に、運動量が急激に下がった事での下半身に粘りがなくなったことだと私は思っております。
特に下半身が安定しないと、上半身のリリースポイントも安定しないことは確実です。
だから下半身を強くする=コントロールが安定することだと私は思っております。
コントロールっていうのは、リリースポイントと腕を振る速さが常に同じであればそんなに乱れることはないと思ってます。
だからコントロールを良くするには、いつも一定のフォームで投げる(フォームの確立)が大事です。
だから、先に述べたように下半身を強化する必要があります。
バランスボールの上から投球するより、地面から投球した方がコントロールがいいですよね。
まあ、先に述べた腕の振りや 今後ブログで説明します体重移動も大事ですが、ピッチャーにとっての生命線は、安定した下半身の土台を作ることだと思います。
そこで、イトケン本人へ私から「下半身のトレーニングを行ってはどう?例えば家の周りをランニングしたりとか?」を相談し、コントロールが悪くなる原理を説明させて頂きました。
一番効果が出るのはランニングです。自宅周辺を1~2kmでも良いので、運動して下半身に筋肉をつける事です。
そうした所、先週 お父さんのIコーチからも「本人に直接言って頂いてから、朝早く起床してランニングをしている」との事でした。素晴らしい是非続けて下さい。
あと、可能であればランジも行って欲しいです。
これって、やってみたらわかるかと思いますが、連続で行うと結構きついです。
1日1度で何十回も行うのでなく、1セット5回くらいで休憩を挟みながら4~5セットが理想ではないでしょうか?
この動作がふら付かず普通に出来るようになってからでも、キャッチボールは遅くないと思います。
ピッチャーの生命線であるコントロールを強化するには、安定した下半身が絶対に必要になってきます。
何度も言いますが、コントロールを良くするには、下半身を安定させることが第一です。
その為に、下半身のフォーム固めと筋力アップが不可欠だと思います。
私はピッチャーの経験がありませんが、これだけは間違いないです。
上記で紹介したトレーニング法は、フォーム固めと筋力アップが同時に行えるのでイトケンには毎日行って欲しいです。
ボールを使わないので、雨天や家の中でもできます。
ピッチャーはいくらボールが早くてもコントロールが悪ければ、厳しいようですがピッチャーとしては不合格です。
その為に下半身を強化するのです。ジュニアで終わりではないですよ。レギュラでも この経験を活かしてくださいね。
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