教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

1話で2度もフラれた男(アマガミSS)

2010-07-03 00:04:08 | オタネタ全般
アニメ版のアマガミSS第1話をみてみた。
そこに描かれていた主人公は実にアレであった。
なんせ、1話で2度もフラれたのだから。

一般にこういうときの敗因とは何だろうか。

この主人公の場合、イロイロと早とちりすぎなタイプでなかろうかという気がする。
そうでなければ、一般的なエロゲ主人公のように、ほめるところが「やさしい」くらいしかないという、究極に没個性だからという気もしないでもない。

しかし!

あえて言おう。
敗因は人に恋をしてしまったところにあると。



この主人公、おそらく全国のもてない君の代表として描かれている。
そしてアニメの視聴者たる大きなお友達諸君にその等身大の恋の苦悩を共感してもらおうとしたのであろう。

かくいうわたしも全国のもてない君の代表に選抜されてしかるべき人物である。
しかしこの主人公には1ミリも共感しない。

なぜか!

わたしは人に恋をしたことがないからだ。

だいたいにおいて人間とは程度の差はあれ不完全である。
仏陀やキリストくらいの極少数なら完全体はいるかもしれないが、生きているうちにそういうモノにめぐり合うことはまずない。
そしてそういう不完全なものに、あまつさえどーしよーもないくらい魅了されるというのは、それはいったいどうなのか。

それに比べれば二次元のヒロインはカンペキだ。
あえて驕った言い方をするならば、二次元のヒロインは我々が惚れるのにふさわしい存在である。

こんなことを言うと、定番的な反論をいただくことになる。
「創作物ばかり見すぎた結果、理想が分不相応に高すぎになってやしないか」
と。

それは違う。

またあえて驕った言い方をしたい。
人間など、我々がホンキで惚れるにはふさわしくない存在なのだ。
だいたいわたしなど、ガワが人体でできているというだけでお断りなくらいである。

一般に、この我輩の域に到達するには時間を要する。
人類に絶望し、しかし絶望に屈せず前を向いて生きるとき、ようやくそこに到達することができる。

アマガミSSの主人公もまだ若すぎたということか。



追伸:

アマガミSSのSSって何なんだろうね。
SSというとシーシェパードしか思いつかんのだが。

そういえば最近シーシェパード見ないなぁ。
BPの原油流出事故なんて、それこそ格好の活躍の機会だと思うんだけど、いったいなんで出てこないんだろうね(笑)。