橘純一がおとなしかった件（アマガミ）

橘純一。
アマガミの主人公。
かつ、我らの変態の師匠でもある漢。

彼がアマガミにて最も重要な登場人物であることは言うまでもない。

無論、アマガミといえばかわいい女の子の笑顔を見るためにあるアニメである。
ところがどっこい、そのアマガミのコンセプトをもってしてすらなお主人公の橘純一のキャラは立っているという、ギャルゲー的主人公としてはあるまじき個性がある。

にもかかわらず許されている・・・どころか、我々はそれを嬉々として受け入れて見ている。

それはなぜか？

それは、ヤツがヒロインをも凌駕するほどに独創的だからである。
ヤツのヘンタイプレイがなければ凡百の萌えアニメと何ら変わりばえがしないからである。

我々は橘純一師匠のヘンタイプレイを見たい！
それにつきるのだ。



ヤツはヘンタイだ。
そのヘンタイさは我々トップレベルの紳士さえ驚愕するほどのアバンギャルドさを誇り続ける。

しかし！

アマガミＳＳ＋ 第１１話ではおとなしかった。
何の特徴もない凡百の萌えアニメの主人公と何ら変わりばえがしなかった。

なぜか？

ラブリー先輩のほうが橘純一よりさらに上手だったからである。
さしもの橘純一でさえ防戦一方であり、持ち前のヘンタイっぷりを遺憾なく発露し攻勢にでることすらできなかったのだ。

たとえて言えば・・・
自身が伝説の暗殺拳を身につけ悪党退治でブイブイいわせていたところ、とつぜん目の前にラオウが現れ、それだけでもヤバいのにカイオウまで現れた。
・・・そんな状況なのだ。

ラブリー先輩は逸材だ。
それは橘純一がマトモな行動をするほど逸材だと言えば、わかる人にはそれがどれだけのポテンシャルを秘めているかは恐ろしいほど分かるはずだ。



来週が恐ろしい。
ラブリー先輩だけでも絶賛大苦戦中であるにもかかわらずセクシーいとこまで登場してしまい、我らが橘純一師匠だけではあまりにも分が悪いのだ。

いや、それはそれでありだな。
ラブリー先輩が橘純一師匠よりもさらに紳士であれば、我々としては何の問題もあるまいて。