教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

散髪屋 V.S. イオン

2012-03-18 00:08:37 | 経済/経済/社会
我が家から徒歩圏のところに、とある散髪屋がある。
一軒屋を改装して1階を店舗にしている田舎にありがちな個人商店だ。

この散髪屋、たまに前を通っても中に客がいるところを見たことがない。
1度たりともない。

フシギだ・・・。
こんなんでよく商売がなりたつというものだ。



これと似たような状況になりやすい個人商店に、街の時計屋や宝石屋やタバコ屋がある。
しかし散髪屋はこれと似て非なるものである。

街の時計屋や宝石屋はあつかっているモノの単価が高いので月1回高額商品が売れればそれで営業可能だと思われるし、
タバコ屋にいたってはここは途上国かと見まごうほど参入規制が異常に厳しいので地域の自販機を牛耳っていれば店舗に全く客がこなくても商売がなりたつはずだ。

ところが散髪屋はそうではない。
散髪屋は高額商品でもなければ参入規制が異常に厳しいわけでもないからだ。



いったいどんなヤツがその散髪屋に行くのだろうか?

近所のおばちゃん連中がそこへ行くのだろうくらいしか思い当たるフシはない。

わたしはその散髪屋に行く気はあるのか?

まっっったく無い。

こういうド田舎の個人営業の散髪屋のたいがいは、たかが髪を切るていどのことで4000円もとりやがるという、バブルのころと勘違いしたような営業をしているところばかりだからだ。
金銭面でも車でショッピングモールまでいって散髪したほうが遥かにマシだし、そもそもそんな実態とかけはなれた金額を要求するサービスに身銭を払う事実のほうが金銭的損失よりもさらに腹立たしいからだ。
世間一般より割高な料金を要求するなら、そのプレミアムを支払ってもいいと思えるような何かを提供していただきたいものだ。
わたしの目から見れば、大規模小売店舗法が廃止されてなおくたばらないゾンビ商店のように思えてしかたがない。

この散髪屋の店長と思われるおっさん、いつ見てもヒマそうにぼーっとTVを見て過ごしている。
世間のワーキングプアの方々は貧乏ヒマ無し状態かもしれないが、この散髪屋のおっさんに限ってはそもそも働いてさえいない。

この散髪屋は年間200万円も売り上げはないんじゃないかね。
年間100万円を切っていてもわたしはそりゃあそうだろうくらいにしか言わないよ。



世間ではイオンが田舎の商店街をつぶしにかかっていると悪評を立てるヤツも少なくない。

たしかにこれは何割かは当たっているかもしれない。
だが、実のところ半分以上は間違っている気がしてならない。

田舎の商店街が成り立つ条件は、イオンのような郊外の大規模店舗まで行く車を持てないほど日本人が貧乏であることが必須である。
つまり、その移動手段の分だけ田舎の商店街へプレミアムを支払ってもしかたがなかったから成り立っていたと言ってもいい。
よほどのカリスマ美容師がいるなら話は別だが、このご時世にたかが散髪で4000円もとる店にいったい誰が行くというのだね。
全体主義的な話をするなら、このおっさんは今すぐ店をたたんでイオンでパートしたほうがよほど日本経済の役にたつ。



イオンが田舎の経済にとって悪者だと吹聴するヤツ。

そいつは田舎の個人商店の異常に割高なプライシングのことを何もわかっていない。

わたしはアメリカの共和党ほど市場経済万能主義者ではない。
だがド田舎の共産主義的なところには大変懐疑的である。

いくら
「地元を守れ!」
と言ったって、その対価としてたかが散髪に4000円も払わねばならなくなる政治は断固オコトワリだ。