教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

街が貧乏になっているような気が

2012-10-02 00:18:19 | 経済/経済/社会
車で20分のところにある、とあるショッピングモールに行ってきた。

イオンモールみたいな郊外型なんじゃなくて、中央に駐車場があって、そのまわりをグルッと1階建ての専門店が取り囲むタイプの住宅街近隣型やつ。
福岡でいうパピオンプラザみたいな、って誰もわからんかもしれんけどさ(笑)。

ド田舎の我が家からだと最寄りのイオンモールに行くのと距離的に大差ないので、そのイオンができてから全く行かなくなった。

でだ。
超ひさびさに行ってみたわけだが・・・。



驚いた。
雰囲気は同じなのに、店舗が全部入れ替わっていた。

箱買い用のディスカウントスーパー。
ゲームは中古しか売ってないレンタルビデオショップ。
中古の雑貨屋。
100均。

なんとまあ。
とにかく安いことだけがとりえの店だけになってしまっていたのだった。

自分の足で現場に立ってあらためて思ったのだが。
そういう店だけしかない場所は雰囲気がすさんで見える。

イオンモールとは正反対で、マンハッタンよりデトロイトっぽいような、福岡より釜山っぽいような、とでも言えばおわかりいただけるだろうか。
なんかそんな感じなのだ。



「そもそも日本は高コスト体質で、それは日本人にとって価格が二の次で他に無駄にこだわるところがありすぎるからだ。
もっとコストを下げる余地はいくらでもあるはずだ」

ちょっと前までのわたしはそう思うことが多かった。
だが今回そこへ行って考えが変わった。
そう、値段がやや割高でもお客が気分よく買い物できるイオンモールはやはりすごかったのだ。



とにかく安いことだけがとりえの店だけしかないモール、そういうのを見ると街が全体的に貧乏になってきているような気がしてくる。
事実、そのモールがある通りの前後には「貸店舗」と札が下げられた商業施設がいくつもあった。

恐ろしい。
20年後、ここはどうなっているだろうか・・・。
投資マンション持っている個人投資家としての眼でいえば、雰囲気が悪いからあまり多額の投資をしたくない感じを受ける。

35年ローンで家買ったヤツは用心せよ。